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スリープセレクトは「シーリー」「テンピュール」を擁するベッドメーカー

スリープセレクトのマットレスの特徴

スリープセレクトについて

会社名株式会社スリープセレクト
本社所在地東京都港区北青山2丁目13番5号青山サンクレストビル2F
創業1932年
ホームページhttps://www.sleepselect.co.jp/

スリープセレクトは1932年に東京都文京区で西村源二郎氏が創業した八天工業が始まり。1976年にすずらん工業、1995年にシーリーベッドなどと社名の変遷を経て、2014年から現在の社名になっています。

米国シーリーとは1985年から本格的に技術・業務提携をし、米国からの輸入と国内生産で商品を供給。2012年にスウェーデンのテンピュールがシーリーを買収したのに伴い、2014年からテンピュール製品の取り扱いも開始。また、自社ブランド(スリープセレクト)の展開も始めています。さらに、2018年からスターンズ&フォスター、cocoon by Sealyも取り扱っています。

商品の特徴

シーリー

「Sealy(シーリー)」は1881年に米国テキサス州シーリータウンでダニエル・ヘインズ氏が創業したのが始まりです。2年連続米国シェアNo.1(ファニチャートゥデイ2019~2020年度)を誇るブランドで、日本ではスリープセレクトが国内でライセンス生産しています。

近年はポケットコイルマットレスを主力とするメーカーが多い中、シーリーはボンネルコイルマットレスが基本です。掛かる荷重に応じて反発力が変化する「ポスチャーテックコイル」を用いるほか、身体の部位に合わせて最適な素材を表面に配置する「プレッシャーリリーフ・インレー」などを特徴としています。

代表的なマットレス
クラウンジュエル

「クラウンジュエル」はシーリーの最新技術を詰め込んだ極上の眠りを提供するシリーズです。荷重によって3段階の反発力に変化する「レストサポートコイル」と、寝返りを低減させる「5ゾーン・プレッシャーリリーフ・インレー」を採用することで、”ウォーターベッド を凌ぐ体圧分散性”を堪能することができます。

ホテルスタイル・スタンダードTT

「ホテルスタイル」シリーズの「スタンダードTT」は国内ホテル導入数が最も多い、硬めのスタンダードモデルです。マットレスには身体の凸凹や体圧に合わせて反発力が変化する「ポスチャーテックコイル」、身体のラインにきめ細かくフィットする「連立式スプリングユニット」、マットレスの端までサポートする「ニューミラクルエッジ」など、シーリーの特徴的な構造がフルに活かされています。

テンピュール

1960年代にNASAがスペースシャトル計画で宇宙飛行士の体にかかる重力を和らげるために開発された素材(ヴィコエラスティックホーム)がテンピュール素材の始まりです。のちにスウェーデンのファゲダーラ社が商品化して医療向けの特殊用途に限定して提供されていましたが、1991年に大規模生産をスタートさせたことで一般向けのベッドや枕などとして販売されるようになって現在に至ります。

テンピュールは米国宇宙財団によって「認定技術」ロゴの使用を認可された、唯一のマットレス・ピローメーカーです。製品はデンマークやポーランドで製造され、日本には輸入されるかたちです。

なお、テンピュールのマットレスは10年保証が付いています。製造段階での不良はもちろんのこと、10年間でマットレスの厚みを95%以上保つことを保証するものです。

代表的なマットレス
プロ プラス

「プロ プラス」はテンピュールのスタンダードモデルです。そのため、ほかのモデルよりも多い4種類の硬さから選ぶことができます。体温と体圧に反応して体圧を分散してくれるテンピュール素材の良さを実感しやすい厚み25cmのマットレスです。

フトン プロ

テンピュールは日本人のライフスタイルに合う「フトン」(三つ折りマットレス)もラインナップしています。プロは日本向けに開発された商品で、もっとも厚みのあるタイプ。頭部はやわらかめ、腰・脚部はかための素材を使用し、体へのフィット感を高めています。

以上の通り、スリープセレクトはシーリーとテンピュールの二枚看板です。米国トップブランドで商品ラインナップが豊富なシーリー、低反発ウレタンというカテゴリーにおいて別格のテンピュール。まったく個性が異なりますが、だからこそ自社競合することなくユーザーとしても選びやすいのではないでしょうか。

この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
新居に引っ越した際に家族全員それぞれ異なるマットレスを購入し、その際の比較記事に手応えを感じたことなどから、ベッドに関するブログを立ち上げることにしました。詳しいプロフィールはこちら

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