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低反発のマットレス&トッパー19選!基本的には高密度ほど高価格

低反発ウレタン

最近は高反発のマットレスが人気です。しかし、私は低反発のほうが好きで、この20年以上ずっと低反発ウレタンを使ったマットレスを愛用しています。

低反発ウレタンはフィット感が良すぎて蒸れやすいなどと言われることがありますが、あまり汗をかかない私は気になりません。夏はNクールの敷パッドなどを使うのでなおさら問題なし。反発力が低いので寝返りがしにくいと言っても、微動だにせず仰向けで寝る私にとっては無縁のことです。

低反発が合わない方がいらっしゃることは重々承知しておりますが、これだけ世の中が「高反発=善、低反発=悪」、もしくは「高反発=新しい、低反発=古い」という風潮になってくると、天邪鬼な私は低反発の素晴らしさを声を大にして言いたくなるわけです。

というわけで今回は低反発ウレタンのメリットとデメリット、低反発のマットレスやトッパーの選び方を説明したうえで、オススメの商品をピックアップして紹介したいと思います。

※この記事は2025年10月23日時点の情報に基づいています

この記事の要旨

Q
低反発ウレタンのマットレスやトッパーを選ぶ際にチェックすべきポイントは?
A

まず密度をチェックしましょう。40D以上の高密度のものがオススメです。ただし、テンピュールやトゥルースリーパーは基本的に密度を表示していません。また、復元率も重要です。98%以上であれば耐久性が期待できます。マットレス単体で使う場合は10cm以上、寝心地を改善するトッパーなら4~5cmといったところです。

  1. 低反発のメリット&デメリット
  2. 低反発マットレスの選び方
    1. 高密度がオススメ
    2. 復元率にも注意
    3. 単体で使うなら10cmから
  3. 低反発マットレス(単層)
    1. 密度50D以上
        1. テンピュール/イーズ フトン
        2. おとぎの国/低反発マット ハイグレード
    2. 密度40D以上
        1. ショップジャパン/トゥルースリーパープレミアメルティスト
        2. タナカふとんサービス/nocnoc 低反発丸巻きマットレス
        3. マックスシェアー/低反発マットレス 厚さ8cm
  4. 低反発マットレス(複層)
    1. 密度50D以上
        1. GOKUMIN/アルティメイトマットレス
    2. 密度40D以上
        1. タンスのゲン/高反発 低反発 2層マットレス 超極厚20cm
        2. マックスシェアー/低反発&高反発マットレス 厚さ15cm
        3. GOKUMIN/プレミアム ハイブリットマットレス
        4. リコメン堂/メディカルスリーパー ハイブリッド
    3. 密度30D以上
        1. HUGMIN/低反発×高反発ハイブリッドマットレス
  5. 低反発トッパー(厚み5cm以下)
    1. 密度50D以上
        1. イー・ユニット/エストラーダ 低反発サポートマットレス
        2. GOKUMIN/G-Purフィット
    2. 密度40D以上
        1. ショップジャパン/トゥルースリーパープレミアム
        2. GOKUMIN/プレミアム低反発マットレス
        3. タナカふとんサービス/nocnoc 低反発オーバーレイ
        4. リコメン堂/メディカルスリーパー 低反発 厚さ4cm
        5. マックスシェアー/低反発マットレス 厚さ4cm
        6. アイリスオーヤマ/LPT4-S
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低反発のメリット&デメリット

メリット
  • フィット感が良い
  • 体圧分散性に優れる
  • 振動吸収性に優れる
  • 保温性が高い

低反発ウレタンのメリットのひとつは、フィット感が良いことです。体のラインにに合わせてじんわりと形状が変化し、包み込まれるような寝心地を得ることができます。また、体にフィットするので体圧を分散することができ、肩回りやお尻などを圧迫することがありません。フィット感が良いので保温性も高まります。

低反発ウレタンは反発弾性率が低く、振動を吸収します。そのため、2人以上で寝る場合は寝返りを打っても他の人に振動が伝わりにくいこともメリットです。

デメリット
  • 蒸れやすい
  • 寝返りがしにくい
  • 室温によって硬さに変化
  • 価格が高い

低反発ウレタンでよく挙げられるデメリットは、フィット感が良すぎるため通気性が悪く蒸れやすいということです。特に汗をよくかく方は避けたほうが無難でしょう。

また、低反発ウレタンは反発弾性率が低いので、寝返りをしようと思ってもその力を吸収してしまうことから、寝返りがしにくいと言えます。

低反発ウレタンは熱と圧力によって変形する性質のため、冬場は硬く、夏場は柔らく感じやすいです。

一般的に高反発ウレタンに比べて低反発ウレタンは密度が高く、価格も高くなりがちです。

低反発マットレスの選び方

高密度がオススメ

低反発ウレタンのマットレスやトッパーを購入する際に是非チェックしていただきたいのが密度(D=デンシティ)です。原則として密度が高ければ高いほど高品質で寿命が長くなります。

低反発ウレタンの密度は30Dから50D程度が一般的です。しかしながら、中には15Dというとんでもなく低密度のものもあります。そんなに低密度ではそもそも低反発ウレタンと呼べるかどうかも怪しいですし、寿命はせいぜい1~2年程度と考えられます(50Dなら10年近くが目安)。

国産なら安心と思われるかもしれませんが、国産の低反発ウレタンを謳うマットレスで25Dというものも存在します。国産というだけで安易に信用しないようにしましょう。

なお、低反発ウレタンと言えばテンピュールとトゥルースリーパーが有名ですが、両者は基本的に密度を表示していません。西川も同様です。不純物を混ぜることで密度を高くすることも可能なので、高密度勝負を避けたいという思惑があるのかもしれません。

密度が表示されていない場合は、以下の計算式によって求めることができます。

密度(kg/㎥)=ウレタン重量(kg)÷{幅×丈×厚(m)}

たとえばウレタンの重量が6.0kgで大きさが幅97×長さ195×厚さ8cmの場合、6÷(0.97×1.95×0.08)≒39.7kg/㎥となります。中学生の理科で習いましたよね。

ただし、重量、サイズともに、ウレタンそのものではなくカバーを含めた製品寸法であることがほとんどなので、あくまで参考程度にしかなりません。製品重量すら記載されていないものは避けたほうが無難でしょう。

密度(D)ではなく硬度(N)しか表示されていないこともあります。たとえば50Nと記載されている場合、軟らかいことは間違いありませんが、反発弾性率が15%未満である(=低反発ウレタンと定義できる)かどうかは定かではないです。50Nを50Dと勘違いすると、期待したものとは全く別のものが届けられる可能性があるので注意しましょう。

復元率にも注意

低反発ウレタンマットレスのタグに表示されている復元率

復元率はウレタンマットレスの耐久性を示す重要な指標のひとつです。繰り返し圧縮をして厚みがどのくらい復元するかということを表した数値です。日本国内で販売される厚さ50mm以上のウレタンマットレスは家庭用品品質表示法に基づいて復元率を表示する義務が課されています。

復元率が96%以上であれば耐久性が高いと言えます(概ね5年以上の寿命)。反対に90%未満は耐久性が低いと言わざるを得ません。ちなみに、家庭用品品質表示法に基づいて復元率を表示する場合は「96%以上」などの曖昧な表記は認められず、試験によって得られた正確な数値を表示する必要があります。ただし、実際のところは輸入品を中心に復元率が表示されていなかったり、○%以上といった表記は珍しくないのが現状です。

残念ながら、市販の低反発ウレタンマットレスでは復元率が表示されていないことが多いです(商品ページには記載されていなくても商品のタグに記載されているということは割りとよくあります)。復元率が95%と表示されていれば「5%しかヘタらないのね」と思われるかもしれませんが、実際には「5%も」です。95%だと1年未満でダメになってしまう可能性もあります。できれば98%以上のものを選ぶようにしましょう。

なお、高密度であれば復元率も高くなることが一般的です。その点でもできるだけ高密度の低反発ウレタンを選んだほうが安心と言えるでしょう。40D以上を選ぶのが無難です。

ちなみに、復元率が低い圧縮マットレスは開封してから本来の状態に戻るのに時間が掛かります。なので、「復元するのに開封後1~2週間かかる場合があります」などと表示されているものは注意したほうが良いかもしれません。復元率が高ければ普通は1~3日程度に復元します。

単体で使うなら10cmから

低反発ウレタンマットレスを単体で使うなら厚みは10cm以上がオススメ

薄いマットレスだと底つき感が生じる可能性があります。マットレスが沈み込んで床の硬さが体に伝わる状態です。マットレスと、マットレスの上に敷いて使うトッパー(オーバーレイ)の厚みの違いについては厳密な規定はありませんが、概ね6cm以上から単体で使えると謳うものが多く、5cm以下でトッパーの用途が多くなるという印象です。

ただ、低反発ウレタンマットレスは軟らかくて沈み込みが大きいですから、個人的には単体で使う場合は10cm以上のものを選んでもらったほうが無難だと思います。なお、冒頭でもお伝えした通り、低反発は高反発よりも価格が高くなりがちなので、高反発ウレタンでかさ増しした複層構造のものを選ぶのも良いでしょう。

もしくは、トッパーとベースマット(高反発ウレタンやポケットコイルのマットレスなど)を購入して2枚重ねで使うという方法もあります。実際に私もそうしていますが、分厚い低反発ウレタンのマットレスを購入するよりもコストを下げることができるうえ、移動やシーツ交換も楽です。

以上を踏まえまして、楽天市場で密度を表示している低反発ウレタンのマットレスとトッパーをピックアップしてみました。全てではありませんが、意外と密度が表示されているものは少ないです。

なお、テンピュールとトゥルースリーパーは密度を表示していませんが、価格などの参考としてピックアップしています。マットレス単体で使える単層、複層、そしてマットレスの上に敷いて使うトッパーに分けて、密度の高い順に並べてみました。

低反発マットレス(単層)

密度50D以上

テンピュール/イーズ フトン
サイズ97×195×6cm
サイズ展開S / SD / D
密度約50D(推定)
硬度不明
復元率不明
製造国日本
※いずれもシングルサイズの場合(以下同)

低反発ウレタンと言えばテンピュールがパイオニアです。高価なイメージがあるものの、「イーズ フトン」なら3万円台からとなっています。密度は表示されていませんが、計算によって50D程度と推定できます。

テンピュールは他の低反発ウレタンとは別次元と言えるほどもっちりしています。それでも、イーズ フトンの厚みは6cmしかなく、畳の上に敷かない限りは底つきしないか不安かもしれません。下にベースマットを敷くなどしてその不安を解消すると良いでしょう。

おとぎの国/低反発マット ハイグレード
サイズ97×195×8cm
サイズ展開S / SD / D / Q / K
密度50D
硬度140N
復元率不明
製造国中国

おとぎの国(OTOGINO)は大分県日田市に本社を置く会社ですが、家具専業ではなく、炭酸水「KUOS(クオス)」のほか、酒類、アウトドア用品など、様々な商材を扱っています。

そういう何でも屋はロクな家具を扱っていないことが多いのですが、「低反発マット ハイグレード」は約1.5万円という低価格であるにもかかわらず50Dの高密度を誇ります。もっとも、低反発ウレタンで硬度140Nというのは硬すぎです(一般的に低反発は100N未満)。誤植の可能性も考えられますが、そうすると最大の魅力であるはずの50Dも怪しく感じられてしまいます。

密度40D以上

ショップジャパン/トゥルースリーパープレミアメルティスト
サイズ97×195×10cm
サイズ展開S / SD / D
密度50D未満(推定)
硬度不明
復元率不明
製造国日本(カバー:中国)

ショップジャパン(オークローンマーケティング)の「トゥルースリーパー」も有名ですね。「プレミアメルティスト」は推定50D未満の密度と考えられます。

単品で購入すると約5.5万円と高価ですが、2枚セットなどで買えばお得になります。

タナカふとんサービス/nocnoc 低反発丸巻きマットレス
サイズ97×195×10cm
サイズ展開S
密度40D
硬度50N
復元率95%
製造国日本(カバー:中国)

一般的に低反発ウレタンは通気性が悪いとされますが、タナカふとんサービス(じぶんまくら)の「nocnoc 低反発丸巻きマットレス」は一般的なウレタンの約20倍の通気性で、水も通すというのが特徴です(家庭での水洗いは不可)。

そのためかどうか、復元率はJIS規格(96%以上)を下回る95%となっています。そこがちょっと不安要素ではあるものの、表示していない商品が多い現状では許容範囲とも言えるかもしれません。三つ折りタイプもあります。

マックスシェアー/低反発マットレス 厚さ8cm
サイズ97×195×8cm
サイズ展開S / SD / D / Q / K
密度40D
硬度90N
復元率98%
製造国中国

マックスシェアー(クローバー)の「低反発マットレス 厚さ8cm」は密度40D、復元率98%という安心感のあるスペックながら、約8千円という低価格が魅力です。レビュー数がとても多く、しかも高評価となっているのも納得です。

低反発マットレス(複層)

密度50D以上

GOKUMIN/アルティメイトマットレス
サイズ97×195×15cm
サイズ展開SS / S / SD / D
密度低反発55D
高反発34~35D
硬度低反発不明
高反発180~260N
復元率不明
製造国中国

GOKUMIN(KURUKURU)の「アルティメイトマットレス」は3ブロック×4層の構成で寝心地を125パターンから選べるようになっていることが特徴です。4層のうち3層は高反発、1層は低反発となっています。

低反発は高密度の55Dを採用し、穴あけ加工を施すことで蒸れの軽減が期待できます。

密度40D以上

タンスのゲン/高反発 低反発 2層マットレス 超極厚20cm
サイズ97×195×20cm
サイズ展開S / SD / D
密度低反発48D
高反発30D
硬度低反発70N
高反発210N
復元率不明
製造国中国

タンスのゲンの「高反発 低反発 2層マットレス 超極厚20cm」はベッドフレームに敷くのに適した20cmの厚みがあります。低反発ウレタンの厚みがどれくらいなのか明示されていませんが、写真から推定すると5cm程度と思われます(中材全体の1/3弱)。

密度48Dの低反発と30Dの高反発の組み合わせでシングルサイズが約1.7万円。復元率は不明なものの、コスパは良いと思います。

マックスシェアー/低反発&高反発マットレス 厚さ15cm
サイズ97×195×15cm
サイズ展開S / SD / D
密度低反発45D
高反発25D
硬度180N
復元率98%
製造国中国

マックスシェアーの「低反発&高反発マットレス 厚さ15cm」は5cm厚の低反発と10cm厚の高反発の二層マットレスです。硬度は180Nと硬めですが、これは高反発面の数値ではないかと思われます。

厚み12cm(低反発5cm+高反発7cm)タイプ厚み8cm(低反発4cm+高反発4cm)タイプもあります。後者はやや薄めですが、高密度50Dの低反発ウレタンを使用しています。

GOKUMIN/プレミアム ハイブリットマットレス
サイズ97×195×6cm
サイズ展開SS / S / SD / D
密度低反発42D
高反発34D
硬度低反発不明
高反発180N
復元率99.1%
製造国中国

GOKUMINの「プレミアム ハイブリットマットレス」は3ブロック×2層の構成で寝心地を8パターンから選ぶことができます。前述のアルティメイトマットレスに比べるとシンプルな構造で密度も低いですが、復元率は耐久性がかなり期待できる99.1%となっています(アルティメイトマットレスの復元率は不明)。

リコメン堂/メディカルスリーパー ハイブリッド
サイズ97×195×10cm
サイズ展開S / SD / D
密度低反発40D
高反発26D
硬度低反発60N
高反発160N
復元率不明
製造国日本(カバー:中国)

リコメン堂の「メディカルスリーパー ハイブリッド」は厚み10cmのうち4cmの低反発ウレタンを使った二層ウレタンマットレスです。日本製で約1.3万円ならお手頃なんじゃないでしょうか。

密度30D以上

HUGMIN/低反発×高反発ハイブリッドマットレス
サイズ97×195×10cm
サイズ展開S
密度低反発38D
高反発25D
硬度低反発60N
高反発170N
復元率97%
製造国中国

HUGMIN(Seriola)の「低反発×高反発 ハイブリッドマットレス」は前述の国産マットレスよりも少し低い密度ながら中国製で価格も少し高いです。一方で、通気を確保するために穴あけ加工されているほか、復元率が表示されている点では安心と言えるでしょうか。

低反発トッパー(厚み5cm以下)

密度50D以上

イー・ユニット/エストラーダ 低反発サポートマットレス
サイズ97×195×5cm
サイズ展開SSS / SS / S / SD / D / Q / K
密度60D
硬度不明
復元率不明
製造国日本

イー・ユニットの「エストラーダ 低反発サポートマットレス」には密度の表示がありません。しかしながら、使用されている東洋クオリティワンの「LRB60」は密度が60Dとなっています。低反発ウレタンの短所を改善したLRB60は、冬でも硬くなりにくいだけでなく、夏に熱がこもりにくいのが特徴。復元力も高いそうですが、それならそうと復元率も表示して欲しいものです。

さすが60Dと高密度だけあって価格も高いです。3cm厚タイプもあります。

GOKUMIN/G-Purフィット
サイズ97×195×5cm
サイズ展開S / SD / D
密度52D
硬度不明
復元率不明
製造国中国

GOKUMINの「G-Purフィット」は高密度の52Dを誇る低反発ウレタンを使用しています。穴あけ加工で通気性を向上させている点も特徴のひとつと言えましょう。さすがに価格は安くありませんけどね。

密度40D以上

ショップジャパン/トゥルースリーパープレミアム
サイズ97×195×5cm
サイズ展開S / SD / D / Q
密度50D未満(推定)
硬度不明
復元率不明
製造国日本(カバー:中国)

ショップジャパンの「トゥルースリーパープレミアム」は同シリーズのベストヒットアイテムです。密度については表示されていないものの、50D未満と推定できます。

つまり、前述のG-Purフィットに近いスペックと考えられますが、こちらは日本製で価格は同程度。2枚セットで購入すればさらに安くなります。

GOKUMIN/プレミアム低反発マットレス
サイズ97×195×5cm
サイズ展開SS / S / SD / D
密度40D
硬度80N
復元率不明
製造国中国

GOKUMINの「プレミアム低反発マットレス」はプレミアムを謳う商品名ですが、先ほどの同社G-Purフィットよりもカジュアルなスペックで低価格です。それでも後述する他社商品に比べると割高と言えます。

タナカふとんサービス/nocnoc 低反発オーバーレイ
サイズ97×195×5cm
サイズ展開S
密度40D
硬度50N
復元率95%
製造国日本(カバー:中国)

タナカふとんサービスの「nocnoc 低反発オーバーレイ」は日本製。復元率は低めの95%ながら、硬度50Nはかなり軟らかい部類なので、寝心地を大きく変えてくれる可能性があります。

リコメン堂/メディカルスリーパー 低反発 厚さ4cm
サイズ97×195×4cm
サイズ展開S / SD / D
密度40D
硬度60N
復元率不明
製造国日本(カバー:中国)

リコメン堂の「メディカルスリーパー 低反発 厚さ4cm」も日本製。にもかかわらず、シングルサイズで約7千円とリーズナブルな価格です。

シリーズは異なりますが、1cm厚い「日本製 低反発マットレス 厚さ5cm 50N 40D」というのもあります。

マックスシェアー/低反発マットレス 厚さ4cm
サイズ97×195×4cm
サイズ展開S / SD / D
密度40D
硬度70N
復元率98%
製造国中国

マックスシェアーの「低反発マットレス 厚さ4cm」は中国製ですが、復元率が98%と表示されている点で安心です。価格もこのスペックにしては安いと思います。

アイリスオーヤマ/LPT4-S
サイズ100×200×4cm
サイズ展開S / SD / D
密度40D
硬度不明
復元率不明
製造国中国

アイリスオーヤマの「LPT4-S」はamazonの売れ筋ランキングでも上位に上がることが多い商品です。硬度や復元率は不明ながら、やはり名の知れたメーカーで安心できるという点がポイント高いのでしょう。

という感じで、低反発ウレタンのメリットとデメリット、低反発のマットレスやトッパーの選び方を説明したうえで、オススメの商品をピックアップしました。

低反発ウレタンのマットレスなどを購入する際は、日本製か否かよりも密度と復元率をチェックするほうが大切です。しかしながら、復元率は法律で表示が義務付けられているにもかかわらず、商品ページに記載されていないことが多々あります。もっとも、商品のタグを見れば書かれていることが少なくないので、どうして商品ページに表示しないのか不思議に思います。

そういうところも含めて、マットレスを購入する際は信用できそうな店を選ぶようにしましょう。日本製だから、大手だからと過信せず、誠実にひとつひとつの項目を表示していることを重視したいものですね。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
新居に引っ越した際に家族全員それぞれ異なるマットレスを購入し、その際の比較記事に手応えを感じたことなどから、ベッドに関するブログを立ち上げることにしました。詳しいプロフィールはこちら

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