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ナフコ「グランリーヴェ」のトッパーをcacom「アンサンブル」に買い替え

ナフコ21スタイル「グランリーヴェTS-400」

先日来、妻が腰が痛いと言うようになりました。しばらく様子を見ていたのですが改善する様子がなく、マットレス(ナフコ21スタイル・グランリーヴェTS-400)を確認してみたところ、中央がやけに凹んでいることが分かりました(上写真)。

グランリーヴェTS-400はトッパー仕様で、5年前にマットレスを新調したときは家族全員が高く評価したほど包み込まれるようにソフトな寝心地だったのです。それがたった5年でペチャンコに。四辺は購入時とほぼ変わらない厚み110mm弱を維持していたものの、中央は半分近い63mmになってしまっていました。

さすがに5年でアウトになってしまうとは想定外でしたが、そんなことを言っていても仕方ありません。幸い、グランリーヴェはトッパーだけを買い替えることができます。早速ナフコ21スタイルに足を運び、試してみることにしました。

※この記事は2025年4月12日時点の情報に基づいています

グランリーヴェTS-501を試してみた

ナフコ21スタイル・圧縮梱包マットレストッパー(シングル) グランリーヴェTS-501:619868 31,800円(税込)
出典:ナフコ21スタイル

グランリーヴェは既に後継モデルに切り替わっており、妻が使っていたTS-400は「TS-401」となっています。しかしながら、TS-401には別売のトッパーの用意がないため、上位の「TS-501」を試すことになりました。

TS-400のトッパーのコイル数は325個でしたが、TS-501は約3倍の987個に増量。価格もかなり上がるものの、両面キルト仕様でさらに寝心地が改善されているはずでした。

しかし、実際に店頭で試してみてビックリ。包み込まれる感じどころか、体重が乗ったところがそのままボトムマットレスまで沈み込むような印象なのです。底つき感があると言うよりも、まるでそこにトッパーがないと思ってしまうほど手応えが感じられません。

グランリーヴェTS-601を試してみた

ナフコ21スタイル・圧縮梱包マットレストッパー(シングル) グランリーヴェTS-601:619929 36,800円(税込)
出典:ナフコ21スタイル

そこで、さらに上位のTS-601のトッパーを試してみることにしました。TS-601はTS-401やTS-501の2倍の高さ(60mm)のコイルが使われており、確かな反発力が感じられるはずです。

しかしながら、期待に反してこちらもまったくと言って良いほど反発力が感じられません。妻も私もこれで我慢をするという気にはまったくなれず、店を後にしました。

NスリープP3は良かったけど…

その後、ニトリに行って妻は「Nスリープ プレミアム P3-CC」を気に入ったものの、グランリーヴェのボトムマットレスを処分するには忍びなく、別のものを探すことに。

しかし、トッパー単品で買えるものは選択肢がほとんどありません。グランリーヴェと同じ製造元と思われるマナベインテリアハーツの「マットレストッパー reco」はTS-400と同じくシュレープを使っていてコイル数はTS-401同等にバージョンアップしている感じ。つまり、5年後にはまたヘタってしまう可能性大です。

シーリーの「リバーブルE」も候補に挙がりました。でも、これまでの妻の好みからすると、ウレタンマットレスは合いそうにありません。

cacom「アンサンブル」を購入

cacom・【シングル】【トッパークッションのみ】買い替え用 寝ごこち変更 ポケットコイル トッパー アンサンブルシリーズ

散々探しまくった挙句、cacom(カコム)の「アンサンブル・ポケットコイル トッパー」(上写真)にたどり着きました。

こちらはシングルサイズで線形1.8mm、4.5巻のコイルが465個、その上に1cm厚のウレタンが3層ということで、ふつう~ややソフトという想定。商品写真を見るとジャンプキルトになっているので、それなりの柔らかさが期待できる感じでした。少なくとも硬めではないだろうと。

幸い、在庫処分でかなりディスカウントされていたので、ダメもとで買ってみることにしました。ちなみに、ショップの運営元はフエルアルバムキャパティなどでお馴染みのナカバヤシ。もともとビックスリーが運営していたところ、2025年1月にナカバヤシが吸収合併したばかりということです。

袋を破るとすぐに復元

cacom(カコム)の「アンサンブル・ポケットコイル トッパー」は圧縮袋を破るとすぐに復元

圧縮梱包されたcacomのマットレスは、袋を破るとすぐに復元します。表面のウレタンが少し波打っていますが、1~2日程度で戻りました。

表面はジャンプキルト

cacom(カコム)の「アンサンブル・ポケットコイル トッパー」の表面はジャンプキルト

表面はジャンプキルトです。ジャンプキルトとは一般的なキルティングと異なり、網目模様に縫製されているのではなく、糸を切らずに次の縫製箇所へ飛ぶようにして模様を形成したキルティングのことです。ボリュームがあり高級感が演出できるとともに、ふっくらとやわらかな風合いになるのが特徴です。

予想通り、コイルの硬さはふつうで、表面はソフトウレタンの感触が伝わるややソフトな印象。妻は満足していますし、私も購入価格を考えれば十分に合格点だと思います。

底面は滑り止め加工

cacom(カコム)の「アンサンブル・ポケットコイル トッパー」の裏面は滑り止め加工

ちなみに、底面は滑り止め加工されています。リバーシブルではありません。

ボトムマットレスに固定するためのベルトも付いていますが、グランリーヴェのボトムには使えないのでマットレスのすき間に折り込んでいます。

低反発ウレタン仕様もあり

cacomのアンサンブルシリーズにはポケットコイル仕様だけでなく、低反発ウレタン仕様のマットレスもラインナップされています。

低反発ウレタン仕様はやや硬め

上図を見ると、低反発ウレタン仕様(メモリーフォーム=右上)はこだわり仕様のやや硬めとなっています。それに対し、ポケットコイル仕様はふつうの硬さという位置付けです。結果的に、この情報を信用して正解だったと思います。

ナフコ21スタイルのグランリーヴェTS-400は、トッパーだけを買い替えできることを期待して購入しました。5年後もその体制が維持されていたことは良かったものの、肝心の寝心地がまったく別物になってしまっていたことには参りました。結果、グランリーヴェのボトムマットレスに合うトッパーを探す羽目になったというのが今回の顛末です。

それでも、cacom・アンサンブルのポケットコイルトッパーを格安で購入できたことはラッキーでした。TS-400に比べれば硬めですけど、腰痛を抱えている妻にとってはちょうど良いくらいだと思います。

ちなみに、ボトムマットレスとのセットは税込22,680円です。この価格でこの寝心地なら、十分おすすめできるんじゃないでしょうか。

直営ショップがお得です!

グランリーヴェのトッパーマットレスを解体処分しました。

ポケットコイルマットレス(トッパー)を分解分別して粗大ゴミに
これまで使っていたナフコ21スタイルのマットレス(グランリーヴェTS-400)のトッパーを粗大ゴミに出すため、ポケットコイルマットレスの分解・分別することに。作業の手順や掛かった時間、分解する過程で分かったことなどをレビューします。
この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
新居に引っ越した際に家族全員それぞれ異なるマットレスを購入し、その際の比較記事に手応えを感じたことなどから、ベッドに関するブログを立ち上げることにしました。詳しいプロフィールはこちら

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