オークまたはタモの突板や無垢板を使ったベッドフレーム18選

カリモク家具／NW49

国産家具メーカー最大手・カリモク家具の「NW49」はベーシックなフレームでありながら、桐スノコのほか、ウッドスプリングのフレックスベーシックと、部位によって硬さを変えられるフレックスプレミアム、さらにフレックスプレミアムにリクライニング機能をプラスした仕様から選ぶことができます。また、ヘッドボードの高さは2段階、脚は3段階で変えられるなど、細やかな気配りが好印象です。

オーク突板で、ピュアオーク色のほかモカブラウン色も選ぶことができます。

リセノ／NOANA

Re:CENO（リセノ）の「NOANA（ノアナ）」はヘッドボードおよび脚の華奢なデザインが素敵なベッドフレームです。意外とこういうデザインのものは少ないんですよね。ナチュラル色のほか、ブラウン色もあります。

ちなみに、ノアナの材質はアッシュともタモとも書かれていますが、厳密にはアッシュとタモは別物です。ただ、性質が似ているものが少なくなく、混同されることが多いのも事実です。

カイバラ工芸／マーシュル

カイバラ工芸は無垢材をふんだんに使うところが特徴的なベッドフレーム専門の国産家具メーカーです。「マーシュル」はヘッドボードの真ん中を背板がない状態に仕上げることで奥行感を生むとともに、上部を傾斜させて背中を預けやすいようにしてあります。

オークのほか、アルダー、ウォールナットもラインナップしています。

InRoom／モデスト

「MODEST（モデスト）」は元々センベラのブランドで販売されていた定番商品です。ブランド整理により現在はInRoom（インルーム）のラインナップとなっています。ウォールナット仕様はGELTEX（ゲルテックス）のブランドなんですけどね。

モデストはやや丸みを持たせたオーソドックスな宮付きベッドフレーム。枕元に小物などを置きやすいデザインとなっています。

グランツ／スミカ

グランツの「SUMICA（スミカ）」は床面に畳を使ったモダン和風のベッドフレームです。フラットベッドとして使うこともできます。

上写真のキャビネットタイプのほか、フラットタイプ、ヘッドレスタイプもあります。また、別売で引出しと手すりも用意されています。ナチュラル色とブラウン色の2色展開です。

ノーウェアライクホーム／UNIK

関家具が展開する「NOWHERE LIKE HOME（ノーウェアライクホーム）」の「UNIK（ユニック）」は、シェルフ（傾斜ヘッドボード）のほか、フラットヘッドボード、同ヘリボーン柄、ヘッドボードなしの4タイプがラインナップされています。

スチール脚でスタイリッシュなだけでなく、フレームもスチールパイプで補強することで線の細いデザインを実現しています。なお、オークだけでなくウォールナット仕様もあります。

グランツ／ウォルテ

グランツの「WOLTE（ウォルテ）」はウォールナット突板を使ったベッドフレームの定番モデルですが、オーク仕様もあります。シングルからキングまで5サイズ。照明付きのLキャビ、なしのSキャビ、フラット（傾斜）ヘッドボード、ヘッドボードレスの4タイプがあり、それぞれに引出付きも用意されています。

ビーナスベッド／カルディナ

ビーナスベッドの「カルディナ」はＳ字に湾曲したヘッドボードが美しいフレームです。価格はちょっと高めですが、ビーナスベッドは配送だけでなく開梱設置も無料なのは助かります。タモを使ったナチュラル色のほかにブラック色があり、ウォールナット突板仕様も用意されています。

nora.／クレマ

関家具が展開するnora.（ノラ）の「Crema（クレマ）」はオークの木目を全面に押し出したヘッドボードが特徴的なベッドフレームです。ヘッドボードなしのほか、床面はすのこ、ウッドスプリング、フリーモーションの3種類から選ぶこともできます。

ニトリ／ANV001

ニトリの「ANV001」は同社のハイセンスコレクション「Living in Comfort（リビングインコンフォート）」シリーズのベッドフレームです。ニトリの家具とは思えない優雅なシルエットで、別売のクッションを付けるとヘッドボードを背もたれとしてくつろぐことができます。

ニトリ／ロデリック-S

「ロデリック-S」はニトリらしい3色から選ぶことができるオーク突板のベッドフレームです。我が家でも使っていて、実は脚が折れました（苦笑）ただ、この値段で照明とコンセントが付いているものって今はほぼないですから、コスパは悪くないと思います。

アール・テック／NO1 DY Bed

アール・テックの「NO1 DY Bed」はヘッドレスとは言え、日本製、オーク無垢なのに、5万円以下という激安価格。それもそのはず、板材を自分でネジ留めして作る、DIYキットなのです。素朴ですがこういうのが好きな人には最高でしょう。

ゲルテックス／アイク

ゲルテックスの「Eik（アイク）」は元々センベラのブランドで販売されていたベッドフレームです。オーク突板ですが敢えて節のある部分を使っており、ワイルドな木質感に仕上げられていることが特徴です。すのこのほか、ウッドスプリング、フリーモーションも用意されています。

ゲルテックス／クルーセ3

「Cruce3（クルーセ3）」もセンベラのブランドで販売されていましたが、現在はゲルテックスのラインナップとなっています。こちらも節ありのオーク突板を使っていますが、脚やヘッドボードのデザインが微妙に異なります。また、ナチュラル色のほか、ワインブラック色もあります。

エムール／エモザ

エムールの「emoza（エモザ）」はスタンダードベッドと呼ぶにふさわしい、オーソドックスなベッドです。シングルサイズのみというのも逆に潔くて良いと思います。タモ突板だけでなく、ウォールナット突板仕様もあります。

ニトリ／BN-001

ニトリの「すのこベッドフレームBN-001」は少し傾斜したヘッドボードを備えたオーク突板のフレームです。3色から選ぶことができ、ミドルブラウン色はウォールナット突板となっています。低床タイプの「BN-002」もあります。

三栄コーポレーション／タモ天然木すのこベッド

三栄コーポレーションの「タモ天然木すのこベッド」は低めのボックス状のヘッドボードが特徴的なベッドフレームです。エア・リゾームやリセノでは「Cube（キューブ）」の商品名で5万円近くという価格で好評販売中です。

スリーピー／ミューク

SLEEPY（スリーピー、石崎家具）の「mjuk（ミューク）」は1万円台という低価格ながら、タモ材突板（もしくはウォールナット突板）、コンセント付き、高さ3段階調節可能という、非常にコスパに優れたベッドフレームです。セミシングルサイズがラインナップされているという点も特徴的と言えましょう。

以上、オークまたはタモの突板や無垢板を使ったナチュラル系のベッドフレームを18台ご紹介しました。

今回ピックアップしたのは3～6万円台が中心価格帯です。ただ、機能的にはほとんど変わりありません。木目がおとなしい感じか、逆にワイルドな感じが好みかで、選ぶことが多くなると思います。

個人的にはエムールのエモザやニトリのANV001のちょっと上品なデザインが気になる一方で、旧センベラのベッドフレームを多く扱っている関家具のラインナップが選びやすいと感じます。

今回のセレクトがお役に立てば幸いです。

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2025.05.09