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ソファベッドを選ぶ際のチェックポイントと人気商品20選

ソファベッドを選ぶ際のチェックポイントと人気商品20選

ソファベッドとはその名の通り、ソファとベッドの機能を兼ねた家具です。デイベッドとも呼ばれますが、一般的にソファベッドはソファとしての用途がメイン、デイベッドはソファとしても使えるベッド、もしくはシェーズロングなどで、お昼寝用というニュアンスが強いです。

ソファベッドは普段はソファとして使い、来客時にベッドに変形させるという使い方が一般的と言えます。ホテルでソファがエキストラベッドに変形するというのも同様です。

ほか、一人暮らしのワンルームなど限られたスペースで、ソファとベッドを兼ねるものとして検討される方もいらっしゃるでしょう。1台2役なら省スペースだし、お得な感じがします。

しかしながら、寝るのに適したマットレスの硬さと座るのに適した座面や背もたれの硬さはまったく違います。最初のうちは良くても、体に不調を感じたり、思いのほか短期間で買い替える必要に迫られる可能性もあります。

今回はソファベッドを選ぶ際のチェックポイントを説明したうえで、人気のソファベッドを20点セレクトしてご紹介したいと思います。

この記事の要旨

Q
ソファベッドを選ぶ際のチェックポイントは?
A

基本的にソファベッドはゲスト用ベッドと考えたほうが良いでしょう。毎日ベッドとして使うにはあまり適しません。様々な変形の仕方があることを踏まえたうえで、最適なサイズ、クッション、張地のものを選んでください。近年人気上昇中なのはシングルベッドのような形状のアイランドタイプです。

※この記事は2025年8月10日時点の情報に基づいています

ソファベッドの選び方

ニーズ

ソファベッドで寝る来客・イメージ

ソファベッドを選ぶ際にはまずニーズを明確にする必要があります。

日中はソファとして使用して、夜はベッドとして使用するという方法は適切ではありません。寝心地を求めると、ソファとしては座り心地がやわらかすぎて、腰が痛くなったり、長期間の使用に耐えない可能性があります。逆に、座り心地を重視すると、ベッドとしては硬すぎることが多いはずです。

基本的にソファベッドは普段はソファとして使い、来客時などにベッドとして使うものです。逆に、普段はベッドとして使い、来客時に隠すためにソファにトランスフォームするという方法も考えられますが、寝心地重視になっているものは皆無です。

サイズ

ソファベッドと言うと幅1800mm以上の3人掛けサイズをイメージする方が多いと思いますが、1人掛けサイズのものもあります。もっともコンパクトなもので幅600mm程度です。幅1100mm~1400mm程度の2人掛けサイズもあります。

オットマン(スツール)と組み合わせて、2人掛け+1人掛け、3人掛け、ベッドにするタイプもあります。普段の生活に支障がないサイズや組み合わせを選びようにしましょう。

ベッドにするときは長辺が1800~2000mm程度になるものが多いですが、それよりもコンパクトなものもあります。また、短辺は最小で600mm程度、多くはシングルベッド同等の900~1000mm程度ですが、ダブルベッド相当の1400mm以上のものもあります。想定する来客に応じたサイズを選ぶのが理想的です。

タイプ

リクライニング式

ソファベッドは様々な方法でベッドに展開します。もっともオーソドックスなのはリクライニング式。リクライニング式の座椅子のように背もたれを倒すタイプです。

リクライニング式は簡単にベッドに変形できるのがメリットです。一方で、継ぎ目に段差を生じやすく寝心地が良くないほか、背もたれを倒すスペースが必要になるというデメリットがあります。

ローリング式

ローリング式(背もたれ回転式)はリクライニング式の亜種で、座面を持ち上げて背もたれを下にしてから、座面を下してベッドにする方式です。座面の下がシーツなどを収納できるスペースになっていることが多いです。昔はローリング式がメジャーでしたが近年は少なくなっています。

メリットとデメリットは基本的にリクライニング式と同様ですが、背もたれを倒すだけのリクライニング式よりもトランスフォームにひと手間必要になります。

折りたたみ式

一人掛けに多いのが折りたたみ式(フォールディング式)です。3つ折り、4つ折りのウレタンマットレスがソファの形になっているもの、もしくは簡易ベッドでソファの形に折りたためるものと思ってもらっても良いかもしれません。

なので、寝心地は折りたたみ式のウレタンマットレスや折りたたみ式ベッドに近く、コンパクトかつ可搬性に優れていることが多いです。ただし、見た目は貧相になりがちです。

引き出し式

引き出し式(ドロー式)は座面を手前に引き出すことでベッドに変形します。これも背もたれと座面の間に段差が生じることがありますが、リクライニング式ほどではありません。座面を引き出すときに力が必要なものもあります。

アイランドタイプ

近年増えているのがアイランドタイプです。シングルベッドの上に移動可能な背もたれを置く方式と言えます。ソファベッドと言うよりもデイベッドの要素が強いと言えるかもしれません。

アイランド式はベッドに変形する手間がないことがメリットです。また、好きな位置に、好みの姿勢で座れるというメリットもあります。一方で、ソファとしては奥行(短辺)が大きいことが一般的です。

材質(クッション)

ウレタン軽く、様々な硬さや反発力のものがある。
ファイバー通気性が良い。水洗い可能で衛生的。硬め。
ポケットコイル寝心地重視。座ると沈み込みやすい。
ボンネルコイルポケットコイルよりも沈み込みにくく硬め。
Sバネ座り心地重視。硬めで耐久性が高い。
ウェービングテープヨーロッパのソファに多い。やわらかめ。

ソファベッドに使われるクッションはベッドやソファに準じます。

低価格のソファベッドで広く使われているのはウレタンです。軽くて移動やベッドへの変形がしやすいのがメリットで、様々な硬さや反発力のものがあります。ただ、耐久性はあまり高いとは言えません。

ファイバーは近年使われ始めた素材です。通気性に優れ、水洗い可能で衛生的。耐久性もそれなりに高く、総じて硬めの寝心地となります。

ポケットコイルはソファに使われることもありますが、基本的にはベッドに適しています。半面、座りと沈み込みやすいです。表面にはウレタンなどが詰め物として使われます。

ボンネルコイルは面で支える構造のため、ポケットコイルよりも硬めの寝心地となります。座ったときの沈み込みも大きくありませんが、きしみ音が気になることがあります。

Sバネは硬めのソファに使われることが多いスプリングです。座り心地や寝心地は表層のウレタンなどで調整されることになります。Sバネ自体の耐久性は高いものの、ウレタンの比率が多いので、耐久性はウレタン次第といったところでしょう。

ウェービングテープはSバネと併用してソファに使われることもありますが、ヨーロッパ製のソファでは単体で使用されることが多いです。丈夫なゴム紐ではあるものの、耐久性はあまり高いとは言えません。

材質(表面材)

通気性や手触りに優れる。品質はピンキリ。
PVC塩ビレザー。摩耗や汚れに強いが通気性はない。
ソフトレザーPVCよりも質感が良く、通気性があるものも。
本革通気性や高級感がある。品質はピンキリ。

ソファベッドでもっとも多い表面材は布(ファブリック)です。以前は布と言うと、汚れやすい、摩耗して破れやすいというイメージが強く、現在も低価格のものはそうですが、防汚性や耐摩耗性に優れたものが増えています。通気性や手触りの面でも優れています。

PVC(塩ビレザー)は低価格の布よりも摩耗や汚れに強いのがメリットです。一方で、通気性がなく、汗をかくとベタベタします。見た目も貧相になりがちです。

ソフトレザーはPVCよりも質感が良く、本革とはまた違った質感が楽しめます。通気性が確保されたものもあります。

本革は高級感があります。また、布ほどではありませんが通気性があります。一方で、オイルを塗りこむなどメンテナンスが必要です。安物は水牛が使われることが多く、質感が劣るだけでなく、ニオイがキツイです。

人気のソファベッド20選

以下、人気のソファベッドを紹介して参ります。一応、3人掛けから1人掛けまでサイズ別の紹介となりますが、サイズ違いが用意されているものもあります。

なお、人気順ではありません。楽天市場やamazonで売れ筋の商品を中心に紹介していますが、それだけだと安物ばかりだったり、同じような商品に偏ってしまうため、高価格帯でもよく売れているものや、材質や形状が特徴的なものも取り入れています。

3人掛けサイズ(W1700以上)

シモンズ/ポケットダブルス
サイズ(mm)1950×970×290~455
クッションポケットコイル
タイプアイランドタイプ
表面材ポリエステル/ポリエステル等

シモンズの「ポケットダブルス」はそのブランドと国産品であるにもかかわらず手頃な価格が魅力です(背もたれのクッションは別売)。一般的に座るにはやわらかすぎるポケットコイルですが、マットレスを裏返すことでソファとして最適な硬さになるという構造が良くできています。

脚の高さや色も選べます。セミダブルサイズも用意されています。

アスリープ/S-1080
サイズ(mm)1980×900×420
タイプアイランドタイプ
クッションファインレボ+ポケットコイル+Sバネ
表面材不明

アスリープ(大地コーポレーション)の「S-1080」は、Sバネ、ポケットコイル、さらにファインレボとウレタンを組み合わせたリッチな構造です。ファインレボはトヨタグループのアイシン精機で開発された独自の樹脂弾性体で、シリコンのように三次元的に自由に動き耐圧分散性に優れた素材です。カジュアルなポケットダブルスに対し、S-1080はシックで素敵だと思います。

モーブル/トゥデイ2
サイズ(mm)ソファ時:1990×825×760
ベッド時:1990×1165×690
タイプ引き出し式
クッションファイバー
表面材ポリエステル

「ごろ寝ソファ トゥデイ2」はモーブル独自のファイバー素材「ライトウェーブ」を使っています。ライトウェーブはベッドはもちろん、ソファにも使用されており、ベッド、ソファの両方に適したクッション材と言えます。

モーブルにはアイランドタイプを含め、様々なソファベッドのラインナップが豊富に揃っています。

フランスベッド/レジーファIII
サイズ(mm)ソファ時:1970×840×810
ベッド時:1970×980×420
タイプ引き出し式
クッションポケットコイル
表面材ポリエステル

フランスベッドと言えば高密度連続スプリングですが、「MOVEin’terior(ムービンテリア) レジーファIII」はポケットコイルを使ったソファベッドです。ソファからベッドにする際は座面を手前に引き出すだけでOKという手軽な構造になっています。デザインも素敵ですね。

フランスベッドにはソファベッドのラインナップが昔からいくつかあります。

関家具/アルフレード
サイズ(mm)1830×920×400m
タイプアイランドタイプ
クッションSバネ
表面材プライムレザーテックス

関家具の「アルフレード」は中国製でコスト的には安く済むSバネですが、ヌバックレザーのような手触りのプライムレザーテックスを表面材に使っており、カラーやサイズのバリエーションも豊富。また、脚のデザインもとても素敵です。

モダンデコ/大容量収納 3人掛けソファーベッド
サイズ(mm)ソファ時:2040×740×740
ベッド時:2040×1360×740
タイプ引き出し式
クッションSバネ
表面材ファブリック
※ソファ時のサイズは2P+コーナーのものと思われます

モダンデコの「大容量収納 3人掛けソファーベッド(hy006)」はコーナーソファのようなスタイルで、3P+1Pとして使うことも可能。2Pソファの座面を引き出すとセミダブルサイズのベッドになります。

コーナーと1Pの座面下は収納スペースになっています。同色の置きクッションが2つ付属します。

モダンデコ/3人掛けソファベッド リクライニング
サイズ(mm)ソファ時:1840×830×635
ベッド時:1840×970×420
タイプリクライニング式
クッションSバネ
表面材ファブリック
※サイズは分離タイプの場合

モダンデコの「3人掛けソファベッド リクライニング(bc011)」は分離タイプと一体タイプがありますが、いずれも背もたれを倒してベッドにする構造です。分離タイプなら頭側と足元側を倒すかたちで配置することもできます。

木部はラバーウッド無垢。スエード調のペット専用生地を選ぶことも可能です。

モダンデコ/3人掛けローソファー リクライニング
サイズ(mm)ソファ時:1850×780×560
ベッド時:1850×1000×180
タイプリクライニング式
クッションSバネ
表面材ファブリック

モダンデコの「3人掛けローソファー リクライニング(ds-046)」はワイドな座椅子のような構造ですが、シンプルでスッキリした印象です。背もたれは3分割されており、中央は手前に倒してテーブルとして使うことができます。

タンスのゲン/カバーリング 木枠のフロアソファ
サイズ(mm)1800×900×670
タイプ操作不要
クッションウレタン/ポケットコイル/ファイバー
いずれもSバネ併用
表面材ポリエステル

タンスのゲンの「カバーリング 木枠のフロアソファ」は背もたれを倒すなどの操作が必要なく、そのままベッドとしても使える座面奥行が広いソファベッドです。また、クッションはウレタン、ポケットコイル、ファイバーの3種類から選ぶことができます。

カバーは外して洗うことができ衛生的です。ファイバータイプのカバーはペットOKのひっかき傷に強い生地を使用しています。

無印良品/リクライニングソファベッド
サイズ(mm)ソファ時:1980×980×590
ベッド時:1980×980×230
タイプリクライニング式
クッションポケットコイル
表面材ポリエステル

無印良品の「リクライニングソファベッド」は脚付きマットレスのようなシンプルな形状(脚は別売)。むしろソファとしても使える脚付きマットレスと言ったほうが良いのかもしれません。カバーは外して洗うことができます。

セルタン/和楽の千鳥
サイズ(mm)ソファ時:1920×1040×750
ベッド時:1920×2400×500
タイプ折りたたみ式
クッションポケットコイル
表面材ポリエステル

セルタンは神奈川県厚木市に本社を置く、国産のソファ・座椅子メーカーです。「和楽の千鳥」はスチールパイプが仕込まれており、背や肘の形状が崩れる心配がありません。ポケットコイルを採用しつつも成型したチップウレタンを使用しているので沈み込みの心配は少ないでしょう。

セルタン/IMONIA
サイズ(mm)コーナー:750×750×360
2P:1000×750~980×110~360
1P:500×750~980×110~360
タイプ操作不要
クッションモールドウレタン
表面材ポリエステル+ナイロン

セルタンの「IMONIA」はモールドウレタンでできたフロアソファです。背もたれ部分を後ろに倒すこともできますが、基本的にはそのままベッドとして使うことができます。コタツと併用するのに最適な形状だと思います。

テイジン/フロアソファ
サイズ(mm)1800×700×300
タイプアイランドタイプ
クッション高反発ウレタン
表面材ポリエステル

テイジンの「フロアソファ」は様々なサイズと形状があり、ブロックのように組み合わせて使うことができます。280Nの高反発ウレタンなので、寝るには硬く、座っても硬いと思います。

2人掛けサイズ(W1200以上)

koala/CUSHY
サイズ(mm)ソファ時:1402×962×830
ベッド時:1402×2142×556
タイプ折りたたみ式
クッションウレタン
表面材ポリエステル
※サイズは2人掛けの場合

koala(コアラ)の「CUSHY(クッシー)」は独自の3層構造のウレタンを使った折りたたみ式ソファベッドです。2人掛けはセミダブルに、3人掛けはクイーンサイズのベッドになります。120日間返品・返金可能なので安心して試すことができます。

モダンデコ/収納付き3人掛け多機能ソファ
サイズ(mm)2Pソファ:1270×810×740
スツール:1010×380×380
タイプリクライニング式
クッションSバネ
表面材ファブリック
※サイズはコンパクトタイプの場合

モダンデコの「収納付き3人掛け多機能ソファ(ss001)」のコンパクトタイプは2P+スツールという組み合わせ。ほかにレギュラーとラージの2タイプがあります。

ソファとスツールという組み合わせなので様々なレイアウトが可能。ソファの座面下は引出しになっており、スツールの座面下にも収納スペース、肘の側面は収納棚になっています。同色の置きクッションが2つ付属します。

イー・ユニット/WAVE
サイズ(mm)ソファ時:1300×700×550
ベッド時:1600×1060×130
タイプリクライニング式
クッション低反発ウレタン等
表面材布/合成皮革

イー・ユニットの「WAVE(ウエーブ)」はまるで折り紙のように両端がリクライニングする構造です。この構造は昔からあるもので、ナカムラの「ヴィンス」も同様。セルタンにも「和楽の風」という商品があります。

クッションはチップウレタンを低反発ウレタンでサンドイッチした三重構造で、耐久性はそれなりに期待できます。ファブリックとポリウレタンレザーの2種類の張地が選べます。

セルタン/KAN
サイズ(mm)ソファ時:1580×750×505
ベッド時:1960×1090×170
タイプリクライニング式
クッションポケットコイル
表面材ポリエステル+ナイロン/PVC
※高さは脚なしの場合

セルタンの「KAN」は背もたれと肘がリクライニングする構造です。4色のPVCレザーのほか、13色のファブリックが選べます。また、脚は2色、3サイズから選択可能です。別売でオットマンや専用カバーも用意されています。

1人掛けサイズ(W800以上)

ドリス/トリコ
サイズ(mm)ソファ時:1030×720×880
ベッド時:1030×1860×240
タイプ折りたたみ式
クッションウレタン
表面材ポリエステル/PVC
※サイズは2Pの場合

ドリスの「トリコ」はソファの形に折りたためる折りたたみベッドという感じです。幅が620mmのiPタイプもあります。

ちなみに、タマホーム傘下のタマリビング「ステラ」も同様の形状ですが、各部サイズや幅875mmがあるなどの点で異なります。

セルタン/MAT3
サイズ(mm)ソファ時:1120×810×620
ベッド時:1120×1985×120
タイプ折りたたみ式
クッションモールドウレタン
表面材ポリエステル/PVC

セルタンの「MT3」は前述のトリコから脚と肘置きをなくしたような形状です。なぜかカバーリングタイプ(dmt3)も同価格で販売されています。

セルタン/食パン ソファベッド
サイズ(mm)ソファ時:800×600×600
ベッド時:800×1780×440
タイプ折りたたみ式
クッション低反発ウレタン
表面材ポリエステル

セルタンの名を知らない方もこちらの「食パン ソファベッド」なら見たことがあるという方は多いと思います。大手カタログ通販などあちこちで販売されていました。低反発ウレタンを使っており、見た目だけでなく食パンのようにモチモチとした感触です。

という感じで、ソファベッドを選ぶ際のチェックポイントを説明したうえで、人気のソファベッドを20点セレクトしてご紹介しました。

ぶっちゃけ、私はソファベッドは寝るにも座るにも中途半端な家具だと考えています。いや、正確に言うとそう考えていました。ウレタンだけの低価格なものはヘタって残念な状態になっているものをたくさん見てきましたし、それなりの価格であっても寝心地も座り心地もイマイチだったからです。

しかし、たとえば冒頭のシモンズ「ポケットダブルス」のようにベッド用とソファ用がリバーシブルになっているものもあります。モーブル「トゥデイ2」のようにファイバー素材を使ったものなら耐久性は十分にあると思われます。

また、ライフスタイルに合わせて数年おきに買い替える前提で考えれば、耐久性が高い必要はないかもしれません。一昔前に比べて、ソファベッドも一様ではなく、様々なクッション、サイズ、タイプのものが増え、選択肢が広がっています。

今回の記事を参考にして最適なソファベッドを選んでいただければ幸いです。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
新居に引っ越した際に家族全員それぞれ異なるマットレスを購入し、その際の比較記事に手応えを感じたことなどから、ベッドに関するブログを立ち上げることにしました。詳しいプロフィールはこちら

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