
ニトリについて
会社名 | 株式会社ニトリ |
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本社所在地 | 札幌市北区新琴似七条一丁目2番39号 |
創業 | 1967年 |
ホームページ | https://www.nitori.co.jp/ |
ニトリは1967年に現会長兼社長の似鳥昭雄氏が札幌市内に似鳥家具店を開いたのが始まり。米国ロサンゼルスへの家具業界向け研修セミナーに参加し、アメリカの豊かさを痛感。ホームファッションとチェーンストア理論を採り入れ急成長。1986年から現在の社名となる。総店舗数は1045店(島忠等別業態および海外も含む)。
ニトリはベッドはもちろん、シーツや掛け布団などの寝具、リビングおよびダイニング家具、日用雑貨なども豊富に品揃えしており、トータルでコーディネートできることが強みです。
なお、2021年に島忠(ホームズ)がニトリホールディングスの連結子会社となっています。島忠ではニトリのベッドも扱っていますが、それよりも上の価格帯の大手メーカー品を中心に取り揃えています。
商品の特徴
ニトリは大手メーカーのマットレスも取り扱っていますが、ほとんどが自社オリジナル商品です。価格帯は概ね数千円から7万円程度となっており、そのお手頃感が最大の武器となっています。大手メーカー品のマットレスだと10万円では最低ランクですが、ニトリなら最高ランクが買えるのですから、懐の心配をしなくて済む安心感があります。
代表的なマットレス
Nスリープ プレミアム
ニトリの代表的なマットレスと言えば「Nスリープ」シリーズでしょう。最高級モデルの「ラグジュアリー」、上級モデルの「プレミアム」、通気性と体圧分散性に優れているC-CORE(R)素材を使った「プラスエア」など、ラインナップが豊富です。
中でもプレミアムは主力中の主力。ポケットコイルを2層に重ね、その総数はシングルサイズで1千個近くになります。にもかかわらず価格は税込5~7万円程度なのですから、大手メーカーと比較すると激安と言えるレベルでしょう。
Nスリープ CH2-02 EM
近年はネットショップでマットレスを購入する方が増えたことから、自分で分解処分できる必要性が高まっています。「Nスリープ CH2-02 EM」は2名で約10分で分解・分別が完了。シングルサイズで3万円以下という価格も魅力です。
私も使っています

我が家では娘がニトリのマットレス(Nスリープ プレミアムP1-CR)とベッドフレーム(ロデリック-S)を使っています。
マットレスはトッパー仕様でポケットコイルを合計1080個使っています。もともと腰痛持ちの私には合いませんでしたが、娘は概ね気に入っているようです。一方で、ボトムマットレスの底面はビニールで、側面にはベンチレーター(通気孔)もありません。耐久性と通気性を重視する大手メーカーにとっては口撃しやすいポイントだと思います。マットレス側面に持ち手がなく、運びにくいのも厄介なところ。なお、現行モデルは「P1-02CR」となります。
Nスリープ・プレミアムP1-CRはベトナムで製造されています。おそらくニトリのベトナム工場でしょう。ニトリはベトナムでタンス、食器棚、リビングボード、ベッドフレーム、ソファ、マットレスなどを製造しています。品質については中国製と遜色ないレベルだと思います。
ベッドフレームは娘のほうは問題ないのですが、息子のほうは保証期間内でフット側の框と脚の接合部が破断したため交換してもらいました。無垢部分の反りと接着不良が原因だったと考えています。こういうところはおねだん相当ですが、四の五の言わずに潔く交換してくれるところはニトリの良いところだと思います。
基本的にニトリはベッドに限らず他の家具も低価格帯を中心に揃えているだけで、同等の商品と比較して安いわけではありません。我が家で使っているマットレスもポケットコイルの数だけで比較すればコスパが良いと言えるものの、業界の常識では考えられない部分でコストカットを図っていたりします。
しかしながら、5年使っても今のところ問題は生じていません。その点で言えば、むしろニトリは業界の常識に囚われずに商品を開発している改革者とも言えるでしょう。
誰にでも購入しやすい価格帯で揃えていることや、ベッドフレームとマットレスだけでなく、シーツや掛け布団などもワンストップで購入できることもニトリの大きな強みです。我が家でもシーツやベッドパッド、掛け布団カバーなどはほとんどニトリのものを使っていますが、コスパが良いと思います。特に冬は「Nウォーム」シリーズが最高ですね。
老舗の家具販売店だととても手が出ないような価格帯のマットレスが並んでいたりしますが、ニトリならそんなことはないので気軽に片っ端から試すことができます。百聞は一見に如かず。まずはニトリの店頭で気軽にお試しいただくことをオススメします。
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