
ウィドゥスタイルについて
会社名 | 株式会社ウィドゥ・スタイル |
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本社所在地 | 大阪府豊中市新千里東町1丁目4番1号 阪急千里中央ビル9F |
創業 | 1966年 |
ホームページ | https://www.wedostyle.co.jp |
ウィドゥ・スタイルは大塚グループの大塚家具工業として1966年に創業。当初は徳島工場で鏡台やテレビキャビネットの生産をしていました。その後、ベッドも含めて家具の取扱品目を増やす一方でカーペットや人工芝生も手掛け、グループ内で組織変更も何度か経験。そして、2016年にMBOで大塚グループから独立し、翌2017年に大塚家具製造販売からウィドゥ・スタイルに社名を変更して現在に至ります。
ウィドゥ・スタイルはダイニングセット、リビングセット、ベッド、ドレッサー、学習机など、いわゆる脚物(あしもの)を中心とした家具メーカーです。ベッドやマットレスは日本、中国、ベトナムで作っています。社名を変更したこともあって一般ユーザーの認知度は高いとは言えませんが、家具販売店では一定のポジションを築いています。
商品の特徴
大塚家具製造販売の頃は価格な手頃な脚付きマットレスがよく売れていたというイメージですが、近年のウィドゥ・スタイルの最大のセールスポイントと言えば独自素材「エアループ」でしょう。
エアループは細いポリエチレン系変性樹脂を三次元的に絡め合わせて溶着した国産のクッション材です。耐圧分散性能に優れるだけでなく、寝返りを打つのに適度な反発力も持ち、通気性が抜群で内部に湿気がこもらないため、金属スプリングのように結露してサビる心配もありません。水洗いも可能です。
代表的なマットレス
MA-グラシア3
「MA-グラシア3」はウィドゥ・スタイルの主力商品で、エアループを使用した3ゾーン設計のノンコイルマットレスです。表生地は無農薬有機栽培されたオーガニックコットンの混合布を使用。やさしい手ざわりで乾きやすい外装カバーです。ソフトとハードの2種類の硬さが用意されています。
MA-CLAY
「MA-CLAY(クレイ)」もエアループを使用した3ゾーン設計のノンコイルマットレスです。カバーには通気性に優れたハニカム構造の「ダブルラッセル」を採用しています。 立体構造になっており、連結部に化繊フィラメントを使用することで耐久性に優れています。硬さ2タイプのほか、カラー4色から選べることも特徴です。
以上の通り、ウィドゥ・スタイルのマットレスはエアループを使ったノンコイルマットレスが主力です。ウィドゥ・スタイルの社名を知らなくてもエアループなら聞いたことがあるという方は少なくないのではないでしょうか。もっとも、浅田真央さんでお馴染みの「エアウィーヴ」や大谷翔平選手の「エアー」(西川)と混同されている可能性もありますが、それもウィドゥスタイルにとっては追い風でしょう。
エアループは快適な寝心地を得ることができるだけでなく、解体・分別が簡単にできる構造になっています。 また、コアは燃やしてもダイオキシンなどの有害物質が発生しないというのもメリットです。そういった環境負荷の少なさや廃棄の容易さという点でも評価できると思います。
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