
家の中が寒くても、布団の中に入れば暖かいですよね。ただ、より正確に言うと、布団に入った瞬間は冷たくて、徐々に暖かくなってから夢の中…という方も少なくないのではないでしょうか。シーズン毎に変える掛け布団や毛布は暖かくても、シーツは年中同じだと、そういうことが起こりやすいと思います。
そんなときに使いたいのが、あったかい冬用の敷きパッド。テレビCMが放映されているニトリの「Nウォーム」などが有名ですね。
Nウォームシリーズは人気で、例年シーズン後半には品切れが目立ちます。楽天市場などのネットショップでも同様に一部カラーやサイズの欠品が目立つようになり、「何を選んだら良いか分からない!」と途方に暮れてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、あったかい冬用敷きパッドの選び方を説明したうえで、人気商品を20点紹介したいと思います。
※この記事は2026年2月20日時点の情報に基づいています
※価格は概ねシングルサイズを表示しています(例外あり)
冬用敷きパッドの選び方
素材
マイクロファイバー(フランネル)
| 特徴 | ポリエステル等の極細繊維 |
|---|---|
| メリット | 安価で肌触りがとても柔らかい。速乾性あり。 |
| デメリット | 静電気が起きやすく、吸湿性が低いため蒸れやすい。 |
近年、冬用敷きパッドで主流となっているのは、ポリエステルなどのマイクロファイバー素材です。マイクロフリースと表示されているものも実質的には同じです。フランネルとも呼びます。極細の繊維の間に暖かい空気を滞留させることで暖かさを感じることができます。
マイクロファイバーは肌触りがとても気持ち良いのに価格が手頃なことが最大のメリットです。一方で、静電気防止策が講じられていないと静電気が発生しやすいことと、吸湿性が低いため蒸れる場合があることがデメリットとして挙げられます。
吸湿発熱素材(吸湿発熱わた)
| 特徴 | 汗を熱に変える特殊繊維 |
|---|---|
| メリット | とても温かく、冷え性の方に最適。 |
| デメリット | 乾燥肌の人は肌がカサつくことも。 |
湿気などを熱に変える機能繊維を使った敷きパッドもあります。ニトリのNウォームもそのひとつです。
吸湿発熱素材を使った敷きパッドは汗をかくほど暖かいものもあります。そのため、寝汗をかいたり、逆に乾燥肌の人は肌がカサつくこともあります。吸湿発熱素材は表地または中綿のいずれかに使われることが一般的です。
ウール(羊毛)
| 特徴 | 天然のエアコン |
|---|---|
| メリット | 保温性、吸放湿性に優れ、体圧分散性もある。 |
| デメリット | 高価。縮みやすいので洗濯に注意が必要。 |
ウール(羊毛)は天然のエアコンと呼ばれるほど、自然素材でありながら体温調節などに適しています。
保温性、吸放湿性に優れ、適度なクッション性で体圧分散性も期待できます。一方で、価格が高いこと、臭いが気になる場合があること、選択すると縮むことがあるなどのデメリットもあります。
コットン(綿)起毛素材
| 特徴 | 扱いやすく肌にやさしい |
|---|---|
| メリット | 静電気が起きにくく、肌が弱い人でも安心。 |
| デメリット | さほど暖かくはない。放湿性は高くない。 |
コットン(綿)は肌にやさしく扱いやすい素材です。起毛加工することで暖かさを得ることができます。
特に静電気が気になる方や敏感肌の方にオススメ。ただ、さほど暖かくないのと、吸湿性は高くても放湿性が高くないため、寝汗をかく方には向かないかもしれません。
静電気対策
特に冬は乾燥するので、静電気が発生しやすくなります。カーボン糸を織り込むなどして静電気防止対策を施した生地なら、安心して寝床に入ることができるうえ、ホコリの吸着を防ぐこともできます。
ボリューム
敷きパッドはキルティング加工が施されたものが多いですが、毛足の長さや中綿の量は一様ではありません。当然、価格にも影響します。吸湿発熱わたで暖かさが増すもの、吸湿性や体圧分散性が向上するものもあります。一方で、厚手のものは洗濯後に乾きにくいことも。予算やニーズに応じて選びましょう。
ズレ防止
敷きパッドの四隅にゴムバンドをが付いていてマットレスや敷布団に固定できるもののほか、敷パッド全面の裏側に滑り止め加工が施されているものもあります。後者のほうがベッドメイクが楽ですが、ズレてしまうこともあります。
冬用敷きパッドの人気商品13選
マイクロファイバー(フランネル)
クリアグローブ/Blanko マイクロミンクファー敷きパッド
アイリスオーヤマなどが扱っているクリアグローブの「Blanko(ブランコ)マイクロミンクファー敷きパッド」は送料込みで2千円以下という低価格が魅力です。吸湿性に優れるリヨセルを使ったプレミアムタイプを選ぶこともできます。
AQUA/mofua プレミアムマイクロファイバー敷パッド
AQUA(旧・ナイスデイ)の「mofua(モフア)プレミアムマイクロファイバー敷パッド」は中綿に鋼の10倍の熱伝導率を誇るグラフェンわたを使用。遠赤外線効果で温めてくれます。また、表面はジェラート風マイクロファイバーでふわふわです。
帝人アクシア/敷パッド Curume(クルミー)
帝人アクシアの「敷パッド Curume(クルミー)」は私も使っています。一見すると、ただ丁寧に作られたマイクロファイバー敷きパッドという感じですが、個人的にはN〇ォームよりも暖かいんじゃないかと思っています。
メイダイ/暖暖あったか節電マット ロング
メイダイの「暖暖あったか節電マット ロング」はアルミシートで体熱を反射して中綿で保温する構造です。マットレスや敷布団の下からの冷気をシャットアウトする効果もあるのではないでしょうか。
佐伯/敷きパッド一体型ボックスシーツ ラビファ
佐伯(スリーププラス)の「敷きパッド一体型ボックスシーツ ラビファ」はラビットファーのようなふわもこ素材を使っています。私も同様の毛布を持っていますが、本当に暖かくて気持ちが良いです。なお、こちらは敷きパッドではなく、一体型のボックスシーツです。見た目はゴムバンドよりスマートですが、冬に洗濯すると乾きにくいのが難点。
ちなみに、こちらのショップでは「シビラ」などの柄物も豊富に扱っています。敷きパッドは無地のものが多いのでうれしいですね。
吸湿発熱素材(吸湿発熱わた)
モダンデコ/敷きパッド とろぽか
モダンデコの「敷きパッド とろぽか」は素敵なカラーバリエーションが豊富に揃っていることが最大の魅力。詰め物に吸湿発熱素材のレーヨンを30%配合しています。詰め物を増量したプレミアムタイプもあります。
理想の生活館/ふんわりシルキー触感でふかふか フランネル敷きパッド
理想の生活館(中大ビスタ)の「ふんわりシルキー触感でふかふか フランネル敷きパッド プレミアム仕様」は吸湿発熱と蓄熱の機能を持つ素材(トップヒート)を使っています。また、中綿には防ダニ・抗菌防臭に優れる帝人のマイティトップ2を使用。価格が手頃です。
ニトリ/両面使える敷きパッド NウォームWSP
ニトリの「両面使える敷きパッド NウォームWSP A2512」はNウォームでも最上位のダブルスーパー。吸放湿わたを使用し、遠赤外線、断熱、静電気防止、消臭などの効果もあります。裏面はパイル生地なので秋冬だけでなく春にも使えます。
澤水織物/プレミアム フラノマイヤー敷きパッド
澤水織物(ブロッコリーハウス)の「プレミアム フラノマイヤー敷きパッド」は最大300×200cmのファミリーサイズがラインナップされていることが最大の魅力。同じカラーラインナップの寝具類とコーディネートできるというのもうれしいポイントかもしれません。
tobest/極温 敷きパッド
tobest(新陽トレーディング)の「極温 敷きパッド」は高密度マイクロファイバー、蓄熱わたに加え、アルミ蒸着生地で保温性能を高めています。
GOKUMIN/敷きパッド Takumi Fab Warm
吸湿発熱素材は表面生地もしくは中綿への使用が多い中、GOKUMIN(KURUKURU)の「敷きパッド Takumi Fab Warm」はいずれも採用していることが特徴です。また、裏面はピーチスキンとなっており、春にも使用可能です。
ウール(羊毛)
ふとんタウン/メリノウールマイヤー敷きパッド
ウールの敷きパッドの多くは中綿がウール、表面生地は綿という構造で、敷きパッドというよりはシーツとマットレスの間に使うベッドパッドです。これではウールを使っているという実感に乏しいと思います。
ふとんタウン(まつだ寝具店)の「メリノウールマイヤー敷きパッド MT-W505S」は表面生地がメリノウール100%。メリノウールはメリノ種の羊の毛で、一般的なウールよりも繊維が細く、チクチク感が少ない、保温性が高いなどのメリットがあります。防縮加工で洗濯も可能な日本製です。
西川/ウール敷き毛布
ふとんタウン×西川の「ウール敷き毛布 WSK-5016S」は毛布の四隅にゴムバンドを付けた感じ。敷きパッドではなく毛布を敷く方もいらっしゃいますが、そんな方にピッタリです。こちらもメリノウール100%、洗濯可能な日本製となっています。
以上の通り、あったかい冬用敷きパッドの選び方を説明したうえで、人気商品を13点ご紹介しました。なお、コットン起毛素材は人気と言えるほどのものがないため割愛しました。
あくまで個人的な感想ですが、吸湿発熱素材は汗をかくほど暖かいものもあり魅力的です。一方で、汗をかくほど暖かいのは困るという方や、化学繊維は肌に合わないという方もいらっしゃると思います。
そうすると、吸湿発熱素材を表面生地と中綿のどちらに使っているかという点が重要になってくるでしょう。また、価格は高くてもウールには魅力を強く感じると思います。
あったかい冬用敷きパッドの価格帯はシングルサイズで概ね3~5千円程度です。ウールだと1万円を超えてきます。ニーズや予算に合わせてお選びください。
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