
コアラ・スリープについて
会社名 | Koala Sleep Japan |
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本社所在地 | 日本:東京都渋谷区神宮前5丁目43番7号 表参道ARTWORKS 豪州本社:1 Kellicar Road, Campbelltown |
創業 | 2015年(豪州) 2017年(日本) |
ホームページ | https://jp.koala.com |
コアラマットレスは2015年創業のオーストラリア発マットレスブランドです。2017年に日本、2021年に韓国にも進出しています。製造は中国です。
120日間のフリートライアル、圧縮梱包での配送、オンライン販売という、当時としては画期的なビジネスモデルで注目を集めて現在に至ります。基本的にはオンライン販売が主体ですが、東京・青山の直営ストアのほか、リビングハウスおよびビックカメラの一部店舗、期間限定のポップアップストアでも販売しています。
マットレスだけでなく、ベッドフレーム、ソファベッド、枕なども販売。2017年に世界自然保護基金(WWF)とのパートナーシップを締結し、売上の一部を寄付しています。
商品の特徴
複層構造×ゾーニング

コアラマットレスには複数のラインナップがありますが、すべてコイルを使わないウレタンマットレスです。いずれも3枚以上の硬さなどが異なるウレタンを重ねた複層構造で、頭側から足元に掛けて硬さを変化させたゾーニング構造を採用しています。
そのため、体圧分散性、荷重分散性に優れるとともに、理想的な寝姿勢が得られるように配慮されています。
独自のクラウドセル使用
コアラマットレスは独自開発の「クラウドセル」を表層に使用していることも特徴のひとつです。”低反発と高反発素材の長所を兼ね備えた独自開発のウレタンフォーム”書かれていますが、反発弾性が低くて高いというのは矛盾します。どのような意図でそういう記述になっているか分からないものの、クラウドセルは低反発のオープンセル(無膜)ウレタンと理解してもらうと良いでしょう。
低反発なので振動吸収性に優れています。これがマットレスの上に飛び乗ってもワイングラスが倒れない「ゼロ・ディスターバンス技術」の真相です。低反発ウレタンは一般的にフィット感に優れる一方で蒸れやすいと言われますが、オープンセル構造とすることでその問題を解決します。
代表的なマットレス
オリジナル
「オリジナルコアラマットレス」はコアラのスタンダードモデルです。決して安くはないものの、コアラマットレスの特徴を十分に感じることができます。
ちなみに、ビックカメラで販売している「コアラマットレスBC」はオリジナルと比較してカバーのデザイン(カラー)が異なるだけです。
KORE

「コアラマットレスKORE(コア)」(旧・NEWコアラマットレス)は表層が取り外しできるようになっており、裏返すことで寝心地を普通と硬めの2タイプに切り替えることができます。そのため、どちらが自分に合うか分からないという方の不安を解消することが可能です。
PLUS
「コアラマットレスプラスPLUS(プラス)」は日本向けに開発された商品で、KOREの後継モデルおよび上位モデルと位置付けられます。KOREと同様に表層がリバーシブル構造となっているほか、5ゾーン設計で寝姿勢をより的確にサポートすることが期待されます。
SUPREME
「コアラマットレスSUPREME(シュプリーム)」は最上位モデルです。表層リバーシブル構造、7ゾーン設計に加え、カバーには銅配合のクラウドセルを使ったキルティングとなっており、抗菌性と通気性を向上させています。
以上の通り、コアラマットレスの特徴と代表的な商品を紹介しました。低反発と高反発の安いウレタンマットレスを重ねて寝ている私としては、コアラマットレスはより上質で、ポケットコイルマットレスに近い寝心地が得られると感じます。
コアラマットレスと比較するとしたら「マニフレックス」でしょうか。価格帯が近いですし、表層が低反発のオープンセルウレタンを使っているという点でも似ています。
伝統と信頼のマニフレックス、革新的なコアラマットレス。どちらを選ぶか悩ましいところだと思いますが、こればかりは実際に試してみないと分かりません。コアラマットレスなら120日間フリートライアルが可能なので、まずは気軽に試してみてください。
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