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寝返りしやすい!反発弾性率50%超の高弾性マットレス10選

寝返りしやすい!反発弾性率50%以上の高弾性マットレス10選

マットレスで使用されるウレタンフォームはJIS規格(JIS K6401)において、「低反発」「一般」「高弾性」の3つに分類されています。また、低反発の反発弾性率は15%未満、高弾性は50%超、一般はその中間で15~50%と決まっています。

上方から鋼球を落下させて跳ね返った高さの割合を測定する反発弾性試験で、15%未満しか跳ね返ってこないものが低反発、50%超跳ね返るものが高弾性。基本的には落下の衝撃を吸収する軟らかいものが低反発、衝撃を跳ね返す弾力のあるものが高弾性と言うこともできます。そのため、マットレスにおいては高弾性のものほど寝返りを打ちやすいと言えます。

このように高弾性のウレタンフォームは明確に定義されているのですが、高弾性ウレタンと謳いながら反発弾性率が表示されていない商品が少なくありません。「高反発」ウレタンがJIS規格で規定されていないことを良いことに、敢えて消費者に誤解を生じさせるよう狙っている節すらあります。

そこで今回は、反発弾性率をちゃんと表示している正真正銘の高弾性マットレスを10点セレクトして紹介したいと思います。

※この記事は2026年9月10日時点の情報に基づいています

高弾性マットレス10選

反発弾性率70%以上

ビーナスベッド/高弾性ウレタンマットレス
サイズ970×1950×110mm
サイズ展開SS / Jr / S / SD / D / Q / K
重量10.5kg
密度47.5D
硬さ195N
反発弾性率73%
復元率99.3%
荷姿圧縮
製造国中国
※サイズおよび仕様はシングルサイズの場合(以下同)

ビーナスベッドが展開する寝具ブランド「NERUSIA(ネルシア)」の「高弾性ウレタンマットレス」は、なんと反発弾性率が73%もあります。一言で言うと、とても寝返りがしやすいマットレスということです。

ただ寝返りに適しているだけでなく、こちらは超高密度と言って差し支えない47.5D(デンシティー)を誇ります。さらに復元率も非常に高い99.3%で、10年くらい使える耐久性があります。

硬さは195N(ニュートン)で硬め。リバーシブルのキルティングカバーを装着しており、夏は吸汗性と速乾性に優れ、冬は吸湿発熱わたで暖かく眠ることができます。防ダニ・抗菌防臭効果の高いマイティトップ2 ad ECOも使用。さらに、21日間の返品返金保証も付いていて安心です。

反発弾性率60%以上

グングネル/三つ折り 高反発マットレス
サイズ970×1980×100mm
サイズ展開S / SD / D
重量8.0kg
密度36D
硬さ175N / 60N
反発弾性率66%
復元率99.5%
荷姿圧縮
製造国中国

うみやま商事の「GUNGNERU(グングネル)三つ折り 高反発マットレス」は反発弾性率が66%。前述のネルシアと比較すると密度は低いものの十分と言えるレベルで、復元率も高く、耐久性に不安はないと思います。逆に、少し軽くて持ち運びが楽というメリットがあるとも言えましょうか。

グングネルは硬さが175Nと60Nの両面仕様というのも大きな特徴のひとつです。マットレス全体の重量から計算すると、60Nのほうは低反発と考えられます。3つ折りで中材が3分割されているため、頭部と脚部は低反発、腰部は高反発とすることも可能です。

なお、こちらは60日返品保証付き。返送料の負担も必要ありません。

インテリアオフィスワン/ウォッシャブルマットレス
サイズ970×1950×50mm
サイズ展開S
重量7.5kg
密度
硬さ258N
反発弾性率65%
復元率96.5%
荷姿非圧縮
製造国中国

ネルコンシェルジュ(運営元:インテリアオフィスワン)の「ウォッシャブルマットレス」の反発弾性率は65%。実はこちら、ウレタンではなくポリオレフィンエラストマーでできたファイバーを中材に使っています。

反発弾性率のJIS測定規格はウレタンフォームを対象としており、ファイバーは対象外です。また、家庭用品品質表示法による表示義務もファイバーマットレスにはありません。そもそも、ファイバーは繊維が複雑に絡み合った構造で、ウレタンのように面全体が均一な泡状組織ではないため、上から鉄球を落としても不規則に反発してしまい、正確に測定できないという問題があります。

こちらの商品がどのようにして反発弾性率を測定したのかは不明ですが、ファイバーマットレスが高い弾性を持っていること自体は間違いありません。一般的に数値化が難しいだけです。

それはさておき、ポリオレフィンエラストマーはポリエチレンよりも柔軟性や弾力性があり、ゴムのような性質を持ちます。また、軽量なのに耐久性が高いことも特徴です。一方で、コストは高くつきます。

ウォッシャブルマットレスという商品名の通り、一般的なファイバーマットレスと同様に中材の水洗いが可能です。ウレタンよりも通気性が高いというメリットもあります。ただ、厚みが50mmと薄いので基本的にはトッパーとして使うのが良いでしょう。

源ベッド/咲夜ハイフィール2
サイズ970×1950×115mm
サイズ展開S / SD / D
重量6.5kg
密度48D(一層目)
硬さ110N、230N、190N
反発弾性率60%
復元率98.6%
荷姿非圧縮
製造国日本

源ベッド(運営元:チヨダコーポレーション)と言えば国産ポケットコイルマットレスのメーカーというイメージが強いですが、もともとはウレタンの加工販売をおこなう会社です。なので、ウレタンを熟知している源ベッドがウレタンマットレスの「咲夜ハイフィール2」を販売しているというのはごく自然な成り行きだったと言えます。

一般的に高反発マットレスは硬いものが多いです。そのため、昨今の高反発ブームもあって硬さと反発弾性率が混同され、硬ければ硬いほど良いと誤解されることもあるのですが、咲夜ハイフィール2の一番上の層は決して硬いとは言えない、むしろやや軟らかいと言っても良い硬さです。これはつまり、「高反発マットレスは硬くて合わない」と感じている体重が軽い方にオススメしやすいと言えます。

なお、咲夜ハイフィール2は3層構造で、上から順に110N(やや軟らかめ)、230N(かなり硬め)、190N(硬め)となっています。1層目は体にフィットしつつ寝返りが打ちやすく、2層目で寝姿勢をシッカリとサポートし、3層目で荷重を支えるという理想的な構造を実現していると言えると思います。

一方で、このような構造のため片面仕様です。とは言え、高密度なので片面仕様でも十分な寿命は期待できます。

ソムレスタ/マットレス PREMIUM
サイズ970×1950×100mm
サイズ展開S / SD / D / WD
重量9.6kg
密度50D
硬さ154N
反発弾性率60%
復元率99.6%
荷姿圧縮
製造国中国

リフレーションジャパンが展開する寝具ブランド「SOMRESTA(ソムレスタ)」の「マットレス PREMIUM(プレミアム)SOM-M001」は反発弾性率が60%。硬さはやや硬めと言ったところでしょうか。密度は50D、復元率は99.6%と非常に高く、十分な耐久性が期待できます。

吸放湿性に優れた中綿をたっぷりと両面に使用したカバーを使っており、敷布団のような寝心地が得られることも特徴です。両面仕様なのでかなり長く使えると思います。

反発弾性率50%以上

山善/高反発三つ折りマットレス IOM-80
サイズ970×1950×80mm
サイズ展開SSS / S
重量5.1kg
密度不明
硬さ不明
反発弾性率54%
復元率98.3%
荷姿圧縮
製造国中国

高弾性のウレタンマットレスは比較的高価なものが多いですが、山善の高反発三つ折りマットレス IOM-80」は1万円を切るお手頃価格が魅力です。

一方で、高密度、硬めと書いてあるものの、密度と硬さは不明です。そこがちょっと残念なところ。

スリープメイド/高弾性マットレス4cm
サイズ1000×2000×40mm
サイズ展開S / SD / D
重量3.8kg
密度35D
硬さ140N
反発弾性率50%
復元率97.0%
荷姿圧縮
製造国日本

SLEEPMADE(スリープメイド)はAINEXT(アイネクスト)が展開する寝具ブランド。SNSなどを通じて非常に人気が高まったスリープメイドですが、「高弾性マットレス4cm」のスペックを見ると実はこれまで見てきたものと比べて大したことがないことに気づくはずです。

高弾性ウレタンとしては密度35Dというのは決して高いとは言えないレベル。復元率が97%というのも悪いとまでは言えないものの、ギリギリOKと言って差し支えないでしょう。

1枚で底つきしない厚みではなく、40mmのトッパーでこの価格は、日本製ということを差し引いてもちょっと割高でさえあります。そういう事情を理解したうえで商品説明を読むと、なかなか面白いですよ。

高弾性と言えるのは反発弾性率が50%超(50%より大きい)のものなので、反発弾性率を50%と表示しているスリープメイドは高弾性とは言えない可能性があります。ただし、誤差の範囲です。

エムール/ロイヤル ノンコイルマットレス
サイズ970×1950×150mm
サイズ展開S / SD / D
重量12.2kg
密度35D、32D
硬さ150N、220N
反発弾性率50%以上
復元率97.0%
荷姿圧縮
製造国中国

エムールの「ロイヤル ノンコイルマットレス」も反発弾性率は50%です。今回セレクトした中ではもっともボリュームのある厚み150mmとなっています。その分、重量もあるわけですが、ベッドフレームに乗せて使うならまったく問題なく、むしろ見た目のバランスが良いでしょう。

こちらは二層構造となっています。上層はピンホール加工で通気性を高めた密度35D&硬さ150Nのウレタン。下層はそれよりも硬めの220Nで、寝姿勢をサポートしつつ荷重分散の役割を果たします。

タンスのゲン/高弾性マットレス 日本製
サイズ970×1950×100mm
サイズ展開S
重量7.0kg
密度35D
硬さ170N
反発弾性率50%以上
復元率不明
荷姿圧縮
製造国日本

タンスのゲン「高弾性マットレス 日本製」は先述のスリープメイドの4cm厚よりも安い価格で厚みは2倍以上、密度は同じ35D。もちろん日本製です。より硬めの170Nであることは好みによると思いますが、トッパーではなく単体で使用するならこちらのほうが良いんじゃないでしょうか。

リコメン堂/日本製ハイフォームマットレス
サイズ970×1950×80mm
サイズ展開S / SD / D
重量不明
密度30D
硬さ145N
反発弾性率50%以上
復元率不明
荷姿圧縮
製造国日本(カバー:中国)

リコメン堂(運営元:ジェネレーションパス)の「日本製ハイフォームマットレス」は、国産ウレタンマットレスメーカーのSINGSが製造していると思われます。SINGSの直営店でもほぼ同じ仕様のマットレスが販売されていますが、なぜか反発弾性率は40%以上と表示されています。

日本製ハイフォームマットレスの反発弾性率は50%。プロファイル(凸凹)加工が施されており、通気性と体圧分散性が期待できます。価格が手頃なのは魅力ですが、1枚で使うにはやや厚みが足りないと感じることと、復元率はおろか重量まで不明な点が残念です。

という感じで、反発弾性率が50%超の高弾性マットレスを10点セレクトして紹介しました。

実際のところ、カバーの中綿のボリュームが大きかったり、高弾性ウレタンの厚みが薄いと、寝返りへの影響は感じにくい可能性があります。しかし一方で、反発弾性率を表示していない「なんちゃって高反発ウレタン」が少なくない現状、安心して購入できる目安になるとも言えます。

もちろん、高弾性ウレタンが万人に合うというわけではありませんが、寝返りを促したいとお考えの方は硬さも参照しながら最適なマットレスを選んでいただければと思います。

反発弾性率73%!
国産で低価格!

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
新居に引っ越した際に家族全員それぞれ異なるマットレスを購入し、その際の比較記事に手応えを感じたことなどから、ベッドに関するブログを立ち上げることにしました。詳しいプロフィールはこちら

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