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小柄な女性に最適なマットレスの選び方とオススメ10選

小柄な女性に最適なマットレスの選び方とオススメ10選

一般的に、日本のメーカーが販売しているマットレスは平均的な日本人の体形や寝心地の好みに合わせて作られています。しかし、それはあくまで平均です。小柄で体重が軽い女性もいれば、2mを超える身長で100kg以上の体重の男性もいます。

20〜60代の男性の平均身長は170〜171cm、平均体重は67〜71kg。対して、同年代の女性の平均身長は157〜158cm、平均体重は53〜55kgです。男性か女性かだけでもこれだけ明確に違うのに、洋服と違ってほとんどのマットレスは男女で別になっていません。

レビューが参考になることもあるでしょう。しかしながら、レビュワーが女性であることが分かっても、身長や体重、普段の寝姿勢などまで詳しく書いてくれていることはまずありません。「硬めで腰が楽になった」と書いてくれた女性の体重が80kg以上の可能性だってあるわけです。

では、平均以下の身長や体重の女性がマットレスを選ぶときにはどのようにマットレスを選べば良いのでしょうか。まずはそこを簡単に説明したうえで、オススメのマットレスを紹介したいと思います。

※この記事は2026年7月30日時点の情報に基づいています

小柄で軽い女性に最適なマットレスの選び方

基本は普通よりやわらかめ

やわらかめ、ふつう、かためのウレタンの凹み具合の比較イメージ

マットレスの硬さは、やわらかめ、ふつう、かための3タイプに分類されていることが一般的です。ひとつの商品で硬さが3タイプ以上用意されていることもあれば、硬さが1タイプしかない商品もあります。

基本的に、平均よりも小柄で体重が軽い女性には、ふつうもしくはやわらかめのマットレスが最適と言えます。かためがお好みなら、もしくは仰向けで寝ることが多いならふつう、包み込まれるような寝心地がお好みなら、もしくは横向きに寝ることが多い場合はやわらかめというのが一般的です。

なぜ小柄で軽い女性にとっての硬めがふつうとなるのか。それはコイルでもウレタンでも体重が重ければ重いほど沈み込みやすく、逆に軽いほど沈み込みにくいからです。体重が軽い女性が相対的に硬いマットレスの上に寝ると、硬い床の上で寝たような状態になってしまいます。

とは言え、軟らかければ軟らかいほど良いというわけではありません。いくら体重が軽くても、相対的に軟らかすぎるマットレスでは、お尻や肩回りなどが沈み込みすぎて、腰痛や肩こりを招きかねないからです。

バランスも重要

ロウヤ「5ゾーンポケットコイルマットレス(ロンドス)」の内部の構造はこんな感じ

やわらかめ(ソフト)と言っても、商品によって特性は異なります。マットレスの表層から下層に至るまでやわらかいものもあれば、表層はやわかかく、下層は比較的硬いものもあります。

体重が平均よりもウンと軽い45kg以下の女性なら表層から下層まで全てやわらかいマットレスでも問題ないこともあるでしょう。一方で、平均に近い体重で仰向けに寝ることが多い女性の場合は、軟らかいのは表面から3~5cm程度までで、その下はふつう程度の硬さのマットレスを選んだほうが良いこともあります。そのほうが過剰に沈み込むことがなく、腰痛などの発生を抑えやすいからです。

つまり、「硬さが100Nだから体重が軽い私にピッタリ!」などと安易に考えてはいけません。表面が100Nでもその下はもう少し硬いほうが良いということもありますし、100Nのウレタンの厚みが3cm程度がちょうど良いこともあれば、10cm程度でも問題ないことだってあるのです。

ポケットコイルや低反発がオススメ

ポケットコイルマットレス(ナフコ21スタイル・グランリーヴェTS-400)

マットレスには様々な種類があります。そのため、片っ端から試していくと大変です。小柄で体重の軽い女性の場合、基本的にはポケットコイルや低反発ウレタンを中心に検討してもらうと良いと思います。逆に言うと、ボンネルコイルやファイバーのマットレスは硬すぎて合わない可能性が高いです。

ただし、やわらかめのポケットコイルでもあまり軟らかさを感じられないものもあります。これはコイルそのものはやわらかめでも、表層のウレタンなどが不十分で十分な体圧分散性やフィット感が得られないためです。

また、硬さ70Nでやわらかいはずの低反発ウレタンでも硬く感じることがあります。低密度、低価格のものは避けるようにしましょう。

目安は硬さ100〜140N

体重(kg)×硬さ(N)マットレスを選ぶ際の目安

ウレタンマットレスの場合、やわらかめと言うと硬さは100~140N(ニュートン)がひとつの目安になります。ただし、これは高反発ウレタン(弾性率50%以上)または一般ウレタン(同15〜49%)の話です。低反発ウレタンでは60~90N程度になります。寝返りを促したい場合は硬さ100~140Nの高反発ウレタン、フィット感を得たいなら低反発ウレタンを選びましょう。

ポケットコイルマットレスの場合は、やわらかめはコイル線径が1.8~2.0mm程度であることが多いです。基本的に細くて、小さな荷重でも沈み込みやすいということですね。寝返りは促したい、けれどもフィット感も欲しいなら、表層に低反発ウレタンなど軟らかい詰め物を使ったポケットコイルマットレスがオススメです。

プロファイルウレタンもあり

プロファイルウレタン

表面を凸凹や波型にカットしたプロファイルウレタンは体圧分散性が高く、軟らかく感じるものもあります。プロファイルウレタンは高反発ウレタンがほとんどです。低反発ではフィット感が強すぎて蒸れを感じる、寝返りがしにくいと感じる場合は、プロファイルウレタンを選ぶと良いでしょう。

ただし、フラットなものとは肌当たりが異なるため、好みに合わないこともあります。また、高反発ウレタンと言いながら弾性率が低くて寝返りに寄与しないものや、密度が低くて耐久性に難があるものもあります。予算の許す範囲で、高弾性(40~50%以上)、高密度(25~30D以上)のものを選んでください。

なお、ポケットコイルマットレスでも詰め物にプロファイルウレタンを採用しているものがあります。総じて軟らかめのものが多いので、詰め物にプロファイルウレタンを使っているポケットコイルマットレスを中心に選ぶのも良いと思います。

お試し期間のあるものを選ぶ

amazon 30日間のお試しサービス
※amazon「最大30日間お試しサービス」

やわらかめ、ふつう、低反発、高反発などと言われても、言葉だけではピンと来ないと思います。店頭で実際に試していただくのが一番です。

次点として、30~90日間程度のお試し期間が設定されているマットレスを選ぶのも良いでしょう。ただし、届いたときは圧縮梱包で楽に搬入できても、返送時は膨らんだ状態のマットレスを玄関まで自分で運ばないといけないものもありますし、逆に部屋の中まで引き取りに来てくれるのに抵抗を感じることもあるかもしれません。ご自分のニーズに合ったお試しができる商品を選ぶようにしましょう。

小柄で軽い女性にオススメのマットレス10選

ポケットコイル

タンスのゲン/寝落ち姫のマットレス
サイズ97×195×24cm
サイズ展開S / SD / D / Q / K
コイル線径2.0+2.2mm
コイル数324個
コイル線種SWRH72BC
重量17kg
生産国中国
※スペックはすべてシングルサイズ、商品名のタイプの場合(以下同)

まずはオススメのポケットコイルマットレスから紹介して参りましょう。タンスのゲンの「寝落ち姫のマットレス」は4層構造で、1層目にシンデレラフィットウレタンフォームを使っています。やわらかい硬さ90Nで高密度50Dの低反発と高反発の良いとこ取りなウレタンです。おまけに穴あけ加工で通気性をアップさせています。

2層目以降は高反発ウレタン、ポケットコイル、高反発ウレタン。さらに四周には硬めのウレタンを入れて型崩れを防ぎます。コイルの線種はSWRH72BCで安心。中央に硬めのコイルを配置した3ゾーン構造を採用しており、腰の沈み込みを防止します。

コイルはやわらかいとは言えず、数も324個と少なめですが、1層目と2層目で合計6cm厚のウレタンが入っていますから、かなりボリューミーです。この仕様でシングルサイズが税込29,999円というのはコスパが良いと思います。

ロウヤ/5ゾーンポケットコイルマットレス
サイズ97×195×25cm
サイズ展開S / SD / D / Q
コイル線径1.9+2.1mm
コイル数1351個
コイル線種不明
重量不明
生産国不明

ロウヤの「5ゾーンポケットコイルマットレス(ロンドス)」は頭から足に掛けて5つのゾーンに分けてやわらかめ(線径1.9mm)とかため(同2.1mm)のコイルを交互に配置しています。また、コイルを1351個も使用することで体圧分散性を高めています。たくさんの点で体を支え、局所的に圧迫しないということです。

ピロートップのカバーの下には低反発と高反発の2層構造のウレタンが入っており、裏返すことで寝心地をチェンジ可能。また、カバーの生地はテンセル、内部にはシートウレタンとプロファイルウレタンが入っており、カバーだけでもとてもボリューミーに仕上がっています。まさしく包み込まれるような寝心地です。

加えて、こちらは30日間返品保証つきで安心。体に合わないと感じたら、返品のうえ全額返金してもらえます。しかも、返送料もショップ負担。事実上の30日間完全無料トライアル付きと言えるでしょう。

ニトリ/Nスリープ プレミアム P1-02CR
サイズ97×197×29cm
サイズ展開S / SD / D / Q
コイル線径1.4+1.8mm
コイル数630+450個
コイル線種不明
重量31kg
生産国ベトナム

ニトリの「Nスリープ プレミアム P1-02CR」はポケットコイルマットレスを2枚重ねた構造です。2枚を重ねることで、主に上層は体圧分散、下層は荷重分散の役目を果たします。また、耐久性の向上が期待できます。さらに、1枚のマットレスの内部でコイルを2層構造にするよりも持ち運びが楽になるというメリットもあります。

P1-02CRは35mm厚のプロファイルウレタンなどが詰め物に使われており、包み込まれるような柔らかさが特徴です。ウレタンの密度など詳細は不明ながら、我が家では旧モデルを6年以上まったく問題なく使用できています。

関連商品として、低反発ウレタンを使用した「Nスリープ PS2」もあります。寝返りよりもフィット感を重視するならPS2がオススメです。

源ベッド/咲夜レアル
サイズ97×195×26cm
サイズ展開S / SD / D / WD / Q
コイル線径1.9+2.2mm
コイル数465個
コイル線種SWRH82BC
重量27kg
生産国日本

源ベッドには「夜香ハイグレード2」というベーシックな国産ポケットコイルマットレスがあり、それでも十分にポケットコイルの良さを実感できるのですが、より上質な眠りを得たい方には「咲夜レアル」がオススメです。

咲夜レアルに使われているコイルは夜香ハイグレード2よりも高さがあり、ふわっと体を支えてくれる感じです。さらに、カバー生地もニットで柔らかく感じられます。

シングルサイズで税込49,990円と言うとちょっと高いと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的なコイルよりも反発力が高いSWRH82BCを使っており、しかもコイルから縫製まですべて国産です。そこをご理解いただければむしろ割安に感じられるでしょう。

コイズミファニテック/ユニクス 2層トッパー式タイプ
サイズ97×195×23cm
サイズ展開S / SD / D
コイル線径1.4+1.8+1.9mm
コイル数987+496個
コイル線種SWRH72BC
重量29.6kg
生産国中国

コイズミファニテックの「ユニクス 2層トッパー式タイプ KAS-453」は2枚のポケットコイルマットレスを重ねた構造です。硬さはふつうとなっていますが、トッパーはふわっとした敷布団のようにやわらかく、下層でシッカリと体を支えてくれる感じです。

我が家では小柄な妻が同じ製造元(ルービックJP)のトッパー仕様のマットレスを使っていましたが、包み込まれるような最高の寝心地でした。あいにく5年ほどでトッパーがヘタってしまったものの、替えのトッパーがあれば迷うことなく同じものを買い替えていたと思います。

ニトリのNスリープP1-02CRではボヨンボヨンと弾みすぎると感じる方には、こちらがオススメです。

低反発ウレタン

ウエルタイム/低反発トッパー 厚み4cm
サイズ97×195×4cm
サイズ展開S / SD / D
密度不明
硬さ不明
復元率不明
重量3.8kg
生産国日本

現状、低反発ウレタンのマットレス1枚で十分な厚みがあるものは少ないです。これは低反発ウレタンのコストが高いこともありますが、昨今は高反発がトレンドになっていることの影響が大きいと考えられます。そんなわけで、以下はマットレスや敷布団の上に敷くことで寝心地をソフトにするトッパーをメインに紹介します。

ウエルタイム(SINGS)の「低反発トッパー 厚み4cm」は国産ながらシングルサイズが税込5,999円と低価格。密度は不明なものの、計算上は40D以上あると考えられます。

GOKUMIN/低反発トッパー 厚み4cm
サイズ97×195×5cm
サイズ展開スリム80 / S / SD / D
密度40D
硬さ80N
復元率不明
重量4.5kg
生産国中国

低反発ウレタンは夏にフィット感が強すぎて蒸れやすく、冬は硬くなってフィット感が得られにくいと言われることもあります。GOKUMIN(ゴクミン)の「低反発トッパー 厚み4cm」は特殊ジェル配合で温度変化に左右されず、また穴あけ加工によって通気性を確保しています。さらに、消臭・調湿・抗菌効果を持つ竹炭を配合しています。

ショップジャパン/トゥルースリーパー プレミアケア
サイズ97×195×5cm
サイズ展開S / SD / D / Q
密度不明
硬さ不明
復元率不明
重量5.2kg
生産国日本(カバー:中国)

低反発ウレタンと言えば有名なのがショップジャパン(オークローンマーケティング)の「トゥルースリーパー」。プレミアケアは抗菌・防カビ・防ダニ機能を付加したものです。

密度は不明ながら計算上40D以上はあるはずです。高価ですが2枚セットの購入などでもっと安く買えることもあります。

イー・ユニット/エストラーダ 低反発サポートマットレス
サイズ97×195×5cm
サイズ展開SSS / SS / S / SD / D / Q / K
密度60D
硬さ不明
復元率不明
重量不明
生産国日本

イー・ユニットの「エストラーダ 低反発サポートマットレス」には密度の表示がありません。しかしながら、使用されている東洋クオリティワンの「LRB60」は密度が60Dとなっています。低反発ウレタンの短所を改善したLRB60は、冬でも硬くなりにくいだけでなく、夏に熱がこもりにくいのが特徴。復元力も高いそうですが、それならそうと復元率も表示して欲しいものです。

さすが60Dと高密度だけあって価格も高いです。3cm厚タイプもあります。

マックスシェアー/低反発マットレス 厚さ8cm
サイズ97×195×8cm
サイズ展開S / SD / D / Q / K
密度40D
硬さ90N
復元率98%
重量6.4kg
生産国中国

マックスシェアー(クローバー)の「低反発マットレス 厚さ8cm」は密度40D、復元率98%という安心感のあるスペックながら、約8千円という低価格が魅力です。レビュー数がとても多く、しかも高評価となっているのも納得です。

厚さ8cmなので、体重が軽い女性であればこれ1枚でも底つき感が生じることは少ないはずです。不安な場合や荷重分散を図りたい場合は薄手の高反発ウレタンマットレスなどを下に敷くと良いでしょう。

以上、小柄で体重の軽い女性に最適なマットレスの選び方を説明したうえで、オススメのマットレスを10点ご紹介しました。

基本的にはポケットコイルマットレスや低反発ウレタンマットレスを中心に、ふつうもしくはやわらかめのものを選んでもらえばOKです。ただし、やわらければ良いというわけではなく、ある程度は厚みがあって荷重をシッカリと分散してくれるものが良いでしょう。また、複層マットレスの場合はどのような詰め物がどれくらい入っているかもチェックしておきたいところです。

今回はやわらかめのポケットコイルマットレスに加え、低反発ウレタントッパーを紹介しました。低反発ウレタンと高反発ウレタンなどの複層マットレスでオススメできる商品があれば良かったのですが、テンピュールの「プロ プラス」やマニフレックスの「エコサンドロ」は高価格なので、コスパ重視でトッパーの下に何かしらベースマットを敷いていただく方向でご提案した次第です。ご予算に余裕がございましたらご検討ください。

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
新居に引っ越した際に家族全員それぞれ異なるマットレスを購入し、その際の比較記事に手応えを感じたことなどから、ベッドに関するブログを立ち上げることにしました。詳しいプロフィールはこちら

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