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敷布団の下に敷く「アンダーマットレス」の選び方とオススメ10選

敷布団の下に敷く「アンダーマットレス」の選び方とオススメ10選

敷布団の下に敷くウレタンなどのマットレスのことを一般的に「アンダーマットレス」と呼びます。私がこれまでに収納やインテリアのコーディネートでお邪魔したお宅でも、敷布団派の方は結構な割合でアンダーマットレスを使用していました。

中にはマニフレックスの「メッシュウィング」や昭和西川の「ムアツ」など高価なものを使っている方も少なくないんですよね。でも果たしてそんなに良いものを使う必要があるのでしょうか。

というわけで今回は、敷布団の下に敷くアンダーマットレスの選び方を説明したうえで、オススメの商品を紹介したいと思います。

※この記事は2026年8月22日時点の情報に基づいています

アンダーマットレスの選び方

トッパーとの違い

アンダーマットレスとトッパーの違い

アンダーマットレスは主に底つき感の軽減や底冷え対策を目的に使用します。フローリングの上に敷布団を敷く場合や、床からの冷気が気になるけれどもベッドは置きたくないという場合などですね。

一方で、敷布団の下に敷くアンダーマットレスとは反対に、敷布団の上に敷くトッパー(オーバーレイ)というものがあります。どちらも広い意味では寝心地の改善を目的としますが、効果が異なります。アンダーマットレスは荷重分散、トッパーは体圧分散が目的です。

先に申し上げた通り、底つき感が生じている、つまりお尻や肩などで床の硬さを感じている場合はアンダーマットレスを敷くべきです。そうではなく体の一部が敷布団で圧迫感を感じる場合や、逆に敷布団が軟らかすぎてお尻などが沈み込むような場合は、トッパーを敷いたほうが良いでしょう。

硬め&高反発が基本

ウレタンの硬さの目安…やわらかめ、ふつう、かため

アンダーマットレスは荷重分散が目的ですから、敷布団の重みや体重を受け止めるために硬め(150N〜200N程度)を選ぶのが基本です。体重が50kg以下なら150N程度、90kg以上なら200N程度が目安になると思います。

低反発ウレタンは硬さ60〜70N程度が一般的ですから、必然的に候補からは外れます。反発弾性率が40%ないし50%以上の高反発ウレタンやファイバー素材を選ぶのが良いでしょう。

ボンネルコイルやポケットコイルという選択肢もナシではありませんが、重くてかさばるため、敷布団の機動性を失うことになります。

通気性が高いものが理想的

ファイバーとプロファイルウレタン

最近は見かけませんが、以前は塩ビレザーのカバーのマットレスをアンダーマットレスとして使っているケースが散見されました。塩ビレザーは通気性がないため、敷布団から下に降りた湿気が逃げ場を失ってしまいます。アンダーマットレスは敷布団の湿気を逃がせる通気性が高いものが理想的と言えます。

通気性が良いとされるマットレスの代表格はエアウィーヴなどのファイバーマットレスです。ただし、一般的にファイバーマットレスは高価です。

価格が手頃なところで言うと、プロファイル(凸凹)加工を施したウレタンマットレス。ほかにオープンセル(無膜)ウレタンを使用したマットレスを選ぶのも良いと思います。

ただし、どんなに通気性の良いアンダーマットレスを選んでも、床に接する面で湿気は留まり、カビが発生するリスクが生じます。なので、スノコなどを下に敷くのが基本です。除湿シートを敷く場合は小まめに干すようにしましょう。

3~6つ折りがベター

三つ折りウレタンマットレス

アンダーマットレスの厚みは3~6cm程度が一般的です。敷布団の厚みは5cm以上あることが多いので、合計で8~11cm以上となり、底つき感を生じさせる心配のない厚みと言えます。

一枚物の高反発ウレタンマットレスなら巻くようにして3つ折りにすることも可能ですが、畳むことを前提にするなら3つ折りを選んだほうが無難でしょう。クローゼットに収めたい場合は6つ折りを選ぶのも良いと思います。

スノコや折り畳みベッドの上に敷くなら一枚物でも良いでしょう。3つ折りなどの場合はすき間にホコリが溜まるのが気になるという方には一枚物を選んでください。

アンダーマットレスのオススメ10選

高反発ウレタン

アイリスオーヤマ/硬質3つ折りボリュームマットレス
サイズ970×1950×60mm
サイズ展開S
重量2.48kg
密度不明
硬さ195N
復元率94%
荷姿非圧縮
製造国中国
※サイズおよび仕様はシングルサイズの場合(以下同)

まずは高反発ウレタンのマットレスから。アイリスオーヤマの「硬質3つ折りボリュームマットレスMTRA-S」はオススメと言うより、アンダーマットレスとしてよく売れている商品です。

ただし、密度が不明だし、復元率は低め。軽くて(=密度が低い=耐久性が低い)持ち運びやすく、価格が手頃という点が支持されている要因と考えられます。6つ折りや、腰部だけ硬めにしたタイプもあります。

タンスのゲン/3つ折り「純」高反発マットレス
サイズ970×1950×100mm
サイズ展開SS / S / SD / D / Q / K
重量4.7kg
中材ウレタン
密度25D
硬さ190N
復元率98.7%
荷姿圧縮
製造国中国

タンスのゲンの「3つ折り純高反発マットレス」は厚みが10cmもあり、アンダーマットレスとしてはオーバースペックです。過剰に厚い分、持ち運ぶ際に無駄な労力が発生します。

一方で、この商品はウレタンなのに丸洗いできるというメリットがあります。洗えるということは通気性もあるはずです。また、シングルサイズの密度25Dタイプで税込6,499円と手頃。より耐久性が高い密度30D、硬めの210Nを選ぶこともできます。

モダンデコ/3つ折り高反発マットレス 極厚10cm
サイズ970×1950×100mm
サイズ展開SS / S / SD / D / Q / K
重量5.0kg
中材ウレタン
密度25D
硬さ190N
復元率98.4%
荷姿圧縮
製造国中国

モダンデコの「3つ折り高反発マットレス 極厚10cm」は前述のタンスのゲンの商品に近いスペックですが、こちらはプロファイル(凸凹)加工タイプを選ぶことができます。プロファイルウレタンなら敷布団との間にすき間が生じて通気性を向上させることが可能です。

ウエルタイム/マットレス 高反発 三つ折り 特殊形状ウレタン
サイズ970×1950×80mm
サイズ展開S
重量5.0kg
密度30D
硬さ150N
復元率不明
荷姿非圧縮
製造国日本(カバー:中国)

ウエルタイム(SINGS)の「マットレス 高反発 三つ折り 特殊形状ウレタン」は国産ウレタンを使っており安心です。密度30Dで耐久性も期待できます。一方で、復元率は不明です。

こちらは裏表ともにスリット(溝)が入っており、通気を確保しやすくなっています。硬さは150Nなのでアンダーマットレスとしては体重が軽い方に向いていると言えるでしょう。

エムール/3つ折りアンダーマットレス
サイズ970×1950×50mm
サイズ展開S / SD / D
重量3.4kg
中材ウレタン
密度30D
硬さ180N
復元率不明
荷姿圧縮
製造国中国

エムールの「3つ折りアンダーマットレス」は他と異なり明確にアンダーマットレスとして販売されている商品です。厚み、密度、硬さともに、アンダーマットレスとして理想的なスペックに仕上がっています。

一方で、復元率は不明。安心感はありますが、ちょっと割高感もあります。

GOKUMIN/高反発マットレス For Men
サイズ970×1950×50mm
サイズ展開スリム80 / S / SD / D / Q / K
重量3.5kg
中材ウレタン
密度32D
硬さ180N
復元率99.1%
荷姿圧縮
製造国中国

GOKUMIN(ゴクミン)の「高反発マットレス For Men」は密度、復元率ともに高く、安心があります。アンダーマットレスとして使用するにはもったいないくらいです。

敷布団に適した一回り大きいサイズもあります。こちらはカバーもちょっと違います。

ファイバー

高木製綿/エアパワー 高反発マットレス
サイズ950×2000×40mm
サイズ展開S
重量4.0kg
中材ファイバー
硬さ不明
荷姿非圧縮
製造国日本(カバー:中国)

ふとんプランナー(高木製綿)の「エアパワー 高反発マットレス」はポリエステル系ファイバーの「エアパワー」を中材に使用したマットレスです。ファイバーマットレスは高価なものが多いですが、こちらは比較的手頃と言えます。

通気性が良い半面、底冷え防止という観点ではあまり役に立たないかもしれません。

タンスのゲン/エアーバランス
サイズ970×1950×50mm
サイズ展開S / SD / D
重量5.0kg
中材ファイバー
硬さ不明
荷姿非圧縮
製造国中国

タンスのゲンの「エアーバランス」はポリエチレン系ファイバーを使ったマットレスです。前述のポリエステル系と比較した場合、きしみ音が少なく、耐久性が高い一方、熱には弱いのがデメリット。ただし、電気毛布を使用してもアンダーマットレスなら影響はありません。

こちらは三つ折りで敷布団との相性が良いこともメリットと言えるでしょう。

アイリスオーヤマ/エアリー MARSR-S
サイズ950×1980×50mm
サイズ展開S
重量4.1kg
中材ファイバー
硬さ不明
荷姿非圧縮
製造国日本(カバー:中国)

アイリスオーヤマの「エアリー MARSR-S」はポリエステル系ファイバーの「エアロキューブ」を中材に使用しています。こちらも3つ折りで、日本製の中材を使っている点が魅力的と言えるでしょうか。重量も少し軽めですね。

オーシン/ファインエアー450std
サイズ970×1950×40mm
サイズ展開S / SD / D
重量5.0kg
中材ファイバー
硬さ不明
荷姿非圧縮
製造国日本

オーシンの「ファインエアー450std」は一般的な立体的に絡み合ったファイバーではなく、厚み方向にポリエステル系ファイバーを並べた「エアーラッセル」を中材に使用しています。

ちょっと価格が高いですが、厚みやサイズなど様々なバリエーションがあるので、3つ折りにこだわらなければ予算に合わせて選ぶこともできます。

以上、敷布団の下に敷くアンダーマットレスの選び方を説明したうえで、オススメの商品を10点ご紹介しました。

アンダーマットレスは通気性が高いものが理想的ではありますが、よほど湿度が高いところではなく、小まめに干せる環境であれば、それほど気にすることはありません。耐久性についても、敷布団ほど傷むリスクは少ないので、過剰に重視する必要はないでしょう。

とは言え、安さに釣られて密度や復元率を無視するというのも考え物です。しっかりとスペックを確認したうえでコスパの良いものを選ぶようにしましょう。

水洗い可能で衛生的
きしみ音が少ない

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この記事を書いた人
収納マン(芝谷 浩)

家具メーカーを退職後、2002年に収納スタイルコーディネーターとして独立。多くのご家庭の片づけの悩みを解決してきました。TVチャンピオン「収納ダメ主婦しつけ王」選手権で優勝するなどメディア出演多数。
新居に引っ越した際に家族全員それぞれ異なるマットレスを購入し、その際の比較記事に手応えを感じたことなどから、ベッドに関するブログを立ち上げることにしました。詳しいプロフィールはこちら

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